タイトルの通り、愛猫のおもしろい写真(上)を見てアテレコするシリーズ「ネコ見てひとこと」です。少しでも解りやすくするため、“ネコ見てひとこと”する前にちょっとした導入部分を書いています。出演猫はハチワレ(グレー)のモコです。
ネコ見てひとことプロローグ
ファッションデザイナーであるモコヌ・ド・フレール(♂)は、
ひと月後に迫ったファッションショーに向け、
多忙な日々を送っていた・・・。
全猫界で注目を浴びるファッションショー。
NMC(ネコモフコレクション)
彼は密かにこのショーで引退を考えていたのだ。
それというのも去年の暮れ頃から足を悪くし、
ネコベットから動くこともままならなくなってしまったからだ。
そこで、私の後継者を探すため、今年のNMCでは私の作品ではなく、
これからを担うデザイナーの作品を世に送り出そうと決め、
大々的なオーディションを行っていた。
新進気鋭のデザイナー
全くの無名デザイナー
デザイナーを夢見る者
彼は肩書きには拘らず、素晴らしい作品を追い求めていた。
毎日のようにやってくる作品の持ち込み。
ネコベット上からではあったが、
そんな作品、持ち込んできた人々と向き合っていた。
当然NMCのレベル、モコヌに達していない作品は多い。
しかしモコヌは、決してけなしたり切り捨てることはせず、
的確な指示を出し、より良い作品に仕上げて、
また持ち込んでくれるようにとお願いしていた。
甘いという人もいる。
その人の為にならないという人もいる。
だが、モコヌは知っているのだ。
そんな作品ひとつひとつに、
作者の大切な思い、全てが込められていることを。
そんな日々を過ごしていた中、
ついに私の後を担ってくれるであろう者をと出会う。
新進気鋭のデザイナーのアシスタントをしていた
ミミン・ボードゥアン(♀)である。
先生・・・私なんかの作品が・・・そんな。
ダメよ。自信を持ちなさい。
あーたの作品はきっと人々を魅了するわ。
でも、あーたちょっとダイエットなさい!
そ、それは・・・ご飯がおいしくて・・・。
ってか、私まだこの作品に納得してないんです。
大丈夫、少し手直しすれば、きっと良くなるわよ。
先生、ど、どうすれば・・・
ここでネコ見てひとこと・・・
・・・なげぇよwww
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