こんにちは!愛猫モコとミミの飼い主レウです。
愛猫であるキジシロのミミが、季節的に春や夏といった暖かい時期によくやる座り方。
姿勢良くお腹を付けて前足をまっすぐに伸ばして座る。
いわゆる猫のスフィンクス座りですね。
前足を折りたたんでいる場合もあるようですが、それよりもミミの様に伸ばしている感じの方がスフィンクスっぽい。
時間で言えば、窓際で夕方にやっていることが多く、夕日に照らされるその姿はまさにスフィンクス。
いやミフィンクス。
この座り方をしている時のミミの顔がまたお澄まし顔で可愛いやら、凜々しいやら、美しいやら(笑)
とてもぽっちゃり猫だとは思えない面構え(笑)
まぁ、暑い日には片足落として、だれている時もあったり。
眠たい時には、そのまま寝ている場合や、寝落ちて顔が潰れていたり。
ミフィンクスにも色々なんですけどもね(汗)
さてさて、ミフィンクスの紹介ついでに、猫の座り方の名称と座り方による猫の気持ちと言いますか状態、体調、そして猫の座り方がおかしい時について、ちょっとだけ調べてみましたよ。
代表的な猫の座り方6種類の名称、気持ちや状態、そして体調は?
猫にも個体差がありますので、多少の違い(微妙な違い)はあるかもしれませんが、これらが猫の一般的な座り方となります。
それぞれの座り方には、猫がリラックスしていたり警戒していたりといった状態、その時々の猫の気持ちが見え隠れしているとされています。
どういった座り方(名称)があって、それがどういった猫の状態や気持ちを意味するのか、それぞれ書いていきます。
香箱座り
これはもう猫の代名詞?のような座り方。
前足後ろ足を折りたたみ、お腹は地面につけ、前足の手首を曲げて体の下に挟み込んだ状態です。
整った四角い形が、茶道具や香道の道具であるお香を収納する箱「香箱」に形、大きさが似ていることから、香箱座りと呼ばれているようです。
香箱座りは、猫がややリラックスしている状態のようですよ♪
前足を折りたたんで胸元にしまっているので、警戒時には有り得ないスタイルなのです。
あなたの横(近く)でこんな座り方をしている時は、猫は安心感を得ていることになります。
ですが、後ろ足はまだいつでも立てるような体勢でもありますので、完全にリラックスしているとは言い難いので“やや”リラックスって感じかな。
ちなみに、この座り方をしている時の猫の体調は良好!
横座り
前足を地面につけて、後足は横に投げ出した座り方。
女性がよくやる座り方(女座り?)と言いますか、正座を崩し足を横に出す形に似ているので横座り。
ちょっとセクスィーですよねww
この座り方の時は、前足の位置によって猫の状態(気持ち)が変わります。
姿勢良くしていたり頭をあげていて、前足はいつでも動けるようにしっかりと地面についている状態の時は、ややリラックス状態だそうです。
前足を完全に伸ばしきってダラリとしている状態(ほぼ横になっている状態)の時は完全にリラックスww
ってか寝てるのか!?
エジプト(三つ指)座り
後ろ足を折りたたみお尻を付けて、前足をつんと立てて後ろ足の前に置いている体勢の座り方。
普通に座っている感じでお行儀良く見えるスタイルですよね。
エジプトの猫の女神バステト猫Ver.の時の凜とした座り方に似ているのでエジプト座りと呼ばれているそうです。
これはお行儀良くお澄まし中かと思いきや、調べてみると・・・一応座って落ち着いてはいるものの、なんと若干の緊張と警戒の状態だそうですよ!
そ、そうなのかぁ・・・。
なんか納得出来ない気もせんでもない(汗)
うちの猫たちだと、何かを要求している時によく見られる座り方って感じ。
スフィンクス座り
はい、ミミのよくやる座り方です。
が、一般的に言われているものは、お腹を地に着けて両手足を折りたたんで座っている状態のことだそう。
まぁそのまんま、ご存知エジプトのスフィンクスに似ていることから名付けられた座り方となります。
ミミの場合は前足を完全に伸ばしていることが多いのだけど・・・。
猫の気持ちや状態としては、比較的リラックスしている状態だそうです。
ただ、ミフィンクス(ミミ)の場合は、足を完全に伸ばしているのでリラックスしている感じだけど、前足を折りたたんでいる時だと、何かあったらすぐに動ける形にはなっているので、少し警戒している状態になりますね。
香箱座りをしている時と同様、健康状態は良いと言える座り方です。
巻き座り
座っている時に尻尾をくるりと前足部分に巻いている状態の座り方。
短く丸い尻尾のモコには無理なヤツこれ(笑)
まぁミミもちょっと短めの尻尾なので、下の写真を見て貰えば分りますようにギリギリ出来てる感ですが(苦笑)
巻き座りをしている猫は少し警戒している状態だそう。
ただ、しっかりと足に巻き付かせて動きづらい状態になっている場合は、尻尾が汚れたり傷つくのが嫌だという猫の几帳面さ、そして、ただ単に寒いからって場合もあるようです。
まぁ家猫である場合は、後者2つがほとんどだと思いますけどもね~。
スコ(おじさん)座り
有名なヤツですね!
とても可愛い座り方!
スコティッシュフォールドがお尻をつけ、後ろ足をVの字に開いきその間に前足を置く座り方ですね。
ただ、ちょっと悲しい話もあって、遺伝性骨形成異常症というスコティッシュフォールドに多い病気が関わっている場合もあり、その場合だと骨や関節の痛みを軽減させる為の座り方となっているようです。
スコティッシュフォールド以外の猫たちも、お腹の毛繕いやお尻を綺麗にする時なんかによく見られ、現在では総じてスコ座りと呼ばれる場合が多い気はしますが、おじさん座りとも言われています。
でもスコティッシュフォールド以外の猫は、骨格形状的にはけっこう厳しい座り方となるので、この体勢は長時間キープすることは出来ず、壁にもたれ掛かってやる場合が多いようです。
モコミミどちらの写真も壁に寄り掛かっていますね。
ちなみに、うちのミミ↑の場合は、デブ座りって言ってます(苦笑)
この時の猫の状態はかなりリラックスしている状態だそうです。
まぁこれは見たまんまですよねww
犬と同じくお腹を見せている状態は警戒心皆無です(笑)
猫の座り方がおかしい時は病気の可能性も?
特徴的な座り方をする猫も多く、猫の座り方がなんかおかしい!変な座り方をしている!っていうのはけっこうあることだし、そこに隠された異常を見分けるというのは難しくもあるのですが・・・。
猫が普段からしている座り方ではなく、突然おかしな座り方をし出したり、座っても落ち着かない様子でおかしな様子で体勢を変えていたり、暗いところに身を隠すようにしていたり・・・っていうのが分りやすいかな。
おかしい座り方をしている時には、怪我や足腰の病気によって猫が痛みを和らげるような座り方をしている場合があります。
品種改良された特定の猫種、または高齢になれば関節などは当然のように弱って来ますので注意が必要。
早期に発見出来れば、治療によって重篤化を防ぎ、痛みを和らげてあげることもできますので、猫が座っている時の様子におかしいところは無いか観察してみましょう。
猫がおかしな座り方をするような病気は一部ではありますが以下のようなものとなります。
骨軟骨異形成
スコ座りのところでも少し触れましたが、スコティッシュフォールドによく見られるスコ座りは、骨が正常に成長しない遺伝性疾患である骨軟骨異形成が関係していて、骨が変形してしまうことで起こる関節炎の痛みを和らげる為にスコ座りをしているようです。
骨軟骨異形成は、軽症な場合は無症状で、重症化してしまうと関節で炎症を起こし、歩き方がおかしくなったり、深刻な合併症を引き起こす可能性もあるそうです。
スコティッシュフォールドやアメリカンカールの折れた耳、マンチカンの短い足、ペルシャやエキゾチックショートヘアー、ヒマラヤンの低い鼻なんかも骨軟骨異形成によって現われているものだと言われています。
この病気は品種改良によって現われるものであり、名前をあげた全ての猫がとても可愛く愛らしいので人気の猫種でもあるのですが、その裏では骨軟骨異形成という事態を招いてしまっているということは頭に入れておくべきなのかもしれませんね。
変形性関節症
猫の変形性関節症は、骨と骨と繋ぐ関節部分に炎症を起こしている病気のことをさし、骨関節炎とも呼ばれています。
原因としては、肥満や加齢に伴う経年劣化が最も多く、過剰な運動や骨折、膝蓋骨脱臼なども原因になることがあるようです。
症状としては、関節の腫れ、関節の動きが固くなる、触ると痛がる、足を引きずって歩く、そして関節が固くなったり痛みなどによって寝方や座り方が不自然になる場合もあります。
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨とよばれる膝のお皿が正常な位置(太ももの骨)からずれてしまうような状態を膝蓋骨脱臼といいます。
猫の膝蓋骨脱臼は、高い所から跳び降りた時、何かと激しく衝突した時など、外傷によって引き起こされる。また、シャムなど遺伝的に発症しやすい猫種もいるそうです。
症状としては、足を引きずって歩く、足が床に付くと痛がる、ジャンプ出来なくなる、触られるのを嫌がるなどですが、猫の場合は軽度なものが多く、飼い主が気付かない場合も多いそうです。
ただ、変形性関節症の原因の一つともなりますので、猫の座り方、歩き方がなんだおかしいと感じたのなら、疑ってかかるぐらいの方が良いのかも知れません。
椎間板ヘルニア
人間でもよくあるヤツですね。
外傷や高齢化、肥満などが原因となって、背骨の間に挟まっている椎間板と呼ばれるクッションが破れて中身(髄核)が飛び出してしまい、神経や脊髄を圧迫することで、椎間板ヘルニアが発症します。
また、上記しました骨軟骨異形成になりやすいような猫種の場合、椎間板ヘルニアとなるリスクは高まってしまうとのこと。
猫の椎間板ヘルニアは、しなやかな体である一般的な猫の場合の発症頻度は低くく、重症でない場合には症状として現われないことも多いのですが、首から腰まで全ての背骨に椎間板が挟まっているので、どの部位にも発生してしまう可能性があるそうです。
症状としては、歩き方や座り方がおかしい、首から下、前後の足、胸部などの痛みや麻痺などになりますが、その重症度はクッションの中身である髄核の飛び出し方によって様々です。
猫の座り方について、考察とまとめ
ってな感じで、ミミのスフィンクス座り通称ミフィンクスの紹介ついでに、猫の座り方とその時の猫の状態(気持ち)について簡単に書いてみました。
基本的には、猫がすぐにでも動けるような(前足がしっかり地に着いている)座り方である場合には警戒している状態、すぐには動けないようなダラリとした(前足が地に着いていない)座り方はリラックス、安心している状態って感じですね。
ってか、座り方で猫の気持ちを測らずとも、一緒に生活していればなんとな~く伝わって来ますよね。
ここで書いたことも、実際に猫に聞いたわけでもなく、人間が勝手に判断しているに過ぎないのです。
もちろん間違っているとは言いませんが、猫にも個性があり、それぞれ違うのは人間と一緒です。これらは参考までにって話でいいと思います。
ただ、座り方がおかしかったり、いつもと違うような座り方をしている場合は、もしかしたら関節など体に異変が起きている場合もあるので、注意して見てあげてくださいね。
さてさて、この記事で取り上げたような座り方の他にも、特殊な座り方をする猫も居て、それぞれ実に個性的で見ていて面白いですよね。
たまに中に人間が入ってんじゃないかと思うこともしばしばありますww
もしかすると、あなたの愛猫しかやらないような座り方もあるかも!?
猫(動物)って本当に可愛くて面白いね~♪
最後に・・・
モコとミミだけで、猫の代表的な座り方の写真が全部揃ってて、ちょっとホッとしているのは内緒ww
猫の座り方の他にも、鳴き方や、しっぽの振り方からも、猫の気持ちを読み取ることができますよ~↓
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