こんにちは!愛猫モコとミミの飼い主レウです。
猫はこたつで丸くなる・・・。
こたつ・・・寒い季節になると日本の各ご家庭に登場したりしなかったりするこたつ、日本人で良かったと感じるこたつ。
が、うちの実家では、いつからかこたつは出されなくなりました。
皆がそこで寝てしまい風邪を引くからと言う理由で、おかんが禁止してしまったからです。
なので、実家はストーブかホットカーペットだけです。そんなご家庭も多いのではないでしょうかねww
そう、こたつは魔物なのです。
その強力な魔力に恋い焦がれ、実家を離れた僕はすぐさまこたつを購入!ほんと速攻で買いましたww
そして、今では人間も猫もそのこたつの魔力にやられっぱなしです。猫ともども夜をそこで過ごすことも多々あったりww
今回はそんなこたつとうちの愛猫モコミミについて、そして注意すべきこたつの危険性を書いて見ようかと思います。
猫の冬用アイテムには目もくれず、こたつへ
涼しくなってくると、まずは猫たちのために冬用のアイテムを設置していきます。
まず、各所に猫ベッドや体温を反射して暖かくなるマットなどを出します。
あと、夏場はひんやりなオアシスも、保温力があるので冬仕様に。オアシスの裏にはコンセントを通す穴もあるので、ミニホットカーペットやペットヒーターなど暖房系のもを入れてやることが出来ますが、今のところうちは体温で暖かくなるマットをいれるに止めています。
そして、それぞれのアイテムをモコもミミもちゃんと使ってくれます。
んが!
そう例の魔物、こたつが登場すると・・・
このように、ほぼモコミミはこたつに入り浸りで、冬用アイテムは閑古鳥状態となってしまうのです。
特にミミはずっとこたつの中で過ごしています。
たまに電源を落としている時には外に出て来ますが、こたつ布団の上に来て電源つけろにゃ!アピールしてきます(汗)
なので、冬用猫アイテムってのは、どうしても購入する気になれない・・・。
ただ、モコは僕と一緒に寝たがるので、ベットに置いてある猫ベットは毎晩使ってくれますけどもねww
でも朝起きたらそこにモコの姿は無く、ちゃっかりこたつへと移動しています。・・・僕を寝かしつけてる感覚なのだろうか(汗)
猫はこたつで丸くならないww
冒頭に書きました「猫はこたつで丸くなる」という童謡「雪やこんこ」の有名な歌詞ですが、猫はこたつで丸くなったりなどしませんww
少なくともうちのモコミミが、こたつで丸くなっているようなところは見たことがありません。
なぜならば・・・暖かく(熱く?)心地よすぎて、ほとんどべろんべろんに伸びきってきるからですww
もうべろんべろんww
ただ、モコはちょっとおかしくて、どうも彼は足や手でどこかを突っ張りたいキャラのようで・・・
こたつを覗くとたいてい「どないやねん!」な格好で寝ていますww
時には顔でwwこれは違うかww
猫にこたつで起こる危険とは?
とにかく、猫たちはコンビニにたむろっているヤンキーが如く、こたつに入り浸っているわけですが、そんな猫たちが大好きなこたつにも、猫にとっては注意しなければならない危険も多少はあります。
まぁ猫もバカではありません(体温調節に優れている)ので、息苦しくなったら外に出て来ますし、なんだか皮膚が熱いなぁって思えばヒーター部分から少し離れてみたり、また喉が渇けば水を飲みにちゃんと出てくるでしょうから、そこまで気にすることはないと思いますが。
こういったことも起こり得るのだと、知っていれるだけで、もしもの時にも対処しやすいかと思います。
あ、あとこたつはちゃんと人が居る時に使うようにしてくださいね。
そんなことは無いと思いますが、留守にする時、夜寝る時など、猫のためにこたつをつけっぱなしにするようなことはしないようにしてくださいね。
下記しますいくつかの危険性もさることながら、猫にコードを噛んだりされると、感電や火災の原因にもなってしまうので・・・。
可能であれば、コードを保護するチューブなんかを装着させると良いかと思います。
だからと言って、人間の目が行き届かない状態でこたつを点けて良いというわけではありませんよ。あくまでも念の為です。
猫は寒さに比較的強い生き物、暖かい場所を見付けて留守の間(もしくは夜間)ぐらいは余裕で乗り切ってくれます。
酸欠
人間は基本的に潜り込んでしまうようなことは無いのですが、猫の場合完全にこたつに入ってしまっています。そうすると起こり得るのが酸欠状態。
猫もバカではないので、逆上せたり酸欠ぎみになると動画のモコのようにちゃんと外に出てくると思いますが、寝入ってしまっていると酸欠状態に気付かずにそのまま亡くなってしまうことも、希にですがあるようです。
こたつ内では、猫が呼吸することで酸素が少なくなり低酸素状態となってしまいます。人間でもこたつに潜り込むと息苦しくなるハズです。
低酸素を吸ってしまうと、意識がもうろうとして動けなくなったり、脳に障害が起きてしまう可能性も出て来ますし、先ほども書きましたように猫が寝入ってしまっていたり、高齢な猫だったりする場合には最悪死に至る可能性も・・・。
気付いた時には手遅れの場合が多いので、猫がこたつに入る場合には、念の為、定期的に猫をこたつから出すだとか、空気の通り道を作ってやるなど、対策を立ててやる必要があります。
うちの場合は、モコがこたつに潜り込むのがへたくそなので、猫がこたつに入りやすいように常時猫用の出入り口を作ってありますので、こういった事態は起こりませんが・・・僕は少々寒いですww
そこまでしなくとも、定期的に空気の入れ換えをするなどの工夫も必要かと思いますね。
低温やけど
低温やけどは、長時間こたつに入っていれば、人間にも起こり得ることですね。当然猫も一緒です。
低温に長くさらされると、知らないうちに肌が乾燥してしまったり、火傷してしまっている場合があるのです。
上記の酸欠と同様に、密閉され熱がこもった中で猫が寝入ってしまっていると、それに気付かないことも・・・。
低温やけどをすると、皮膚が焼けてしまったり、酷い場合には炎症から皮膚病になってしまいかねません。
あまりに長い間こたつから出て来ない時は、ちょいちょい覗いて確認してあげる(追い出す)、こたつの電源を落とすか温度を下げると良いかと。
ちなみに、うちのモコミミは、空気が入り込む出入り口もあるし、だいたいこたつ布団を折り返してあげている部分または端っこにいることが多いので、特に心配していませんが・・・過信は禁物。
脱水症状
一番注意しなければならないのが、この脱水症状となります。
水をあまり飲まず(冬場はさらに飲水量が減る)、長時間こたつの中にすっぽりと入っている猫には起こりやすい症状で、体内の水分不足から熱中症を起し、脱水症状となってしまう可能性があるのです。
猫が脱水症状を起こすと、便秘になってしまったり、尿路結石、慢性腎不全などになりやすくなってしまいます。腎臓病は猫にとって非常に恐ろしい病気ですので注意が必要です。
脱水症状を見分けるには、猫の背中の毛を背骨に添って摘まんでみて、摘まんだ毛が元に戻れば異常なし、元に戻らなければ脱水症状を起こしている可能性があります。
そのような場合には、猫をこたつから外に出し水を飲ませてやってください。ゆえに猫が長くこたつに潜っているなぁって感じたら・・・というか定期的に確認してあげると良いかもしれませんね。
対策としては、酸欠や低温火傷など他の危険と同じく、猫が長時間こたつに入りっぱなしという状況を阻止する、空気の通り道を作る、または、猫がいつでも水を飲めるようにしておく、こたつの近くに水飲み場を設置してやる等となります。
目によくない
こたつのヒーター部分は猫が直視すると目によくないとされています。
見続けてしまうと目の乾燥、角膜炎症、最悪の場合には失明してしまうこともあるようです。
猫はこたつに入ってほとんど寝ていると思うので、目を開けている時間は少ないかと思いますが、子猫などの場合には好奇心でヒーター部分を見てしまうことがあるので要注意です。
一酸化炭素中毒
最近では電気ごたつが主流ですので、電気ごたつを使用している場合には無用の心配となりますが、もし豆炭・練炭・木炭などを使った掘りごたつなどを使っている場合には一酸化炭素中毒に注意が必要となります。
一酸化炭素中毒ともなれば死に至る危険性が大いにあります。人間の場合も注意が必要なのはご存知かと思います。
そういった一酸化炭素中毒を起こす危険性のあるこたつを使用している場合には、なるべく猫をこたつに潜り込ませるようなことをしないようにしましょう。
猫とこたつについて、考察とまとめ
こたつに入り浸るモコミミと、ついでに猫とこたつの危険性について書いてみました。
安全に猫と快適こたつライフを送るのに、必要なことは以下の通りです。
- 人の目が届かない留守や夜間はこたつを使わない
- こたつのコードに安全チューブを装着する
- こたつに猫の出入り口を作り、空気の通り道を確保する
- 設定温度は低めに設定する
- 長時間潜っている場合、猫をこたつから出すか電源を落とす
- 猫の様子を定期的に確認する
- 水を飲ませる工夫をする
- 電気こたつを使用する
人間にとっても猫にとっても冬の魅惑アイテムであるこたつ。
猫が猫が・・・と書いて来ましたが、人間である僕も冬の間はずっとこたつに入り浸っているダメ人間ですww
猫と一緒にこたつに入っていると、寂しい男の独り暮らしな僕も、毛深い家族と一緒にひとつ所に居るんだぁ・・・というなんとも言えない幸せを感じることがあります。
こたつを出している家では、猫とこたつは切っても切れない関係、必需品ともいえます。
心配し過ぎることはありませんが、酸欠、低温火傷、脱水症状などいくつかの危険性に注意しつつ、猫たちといろんな意味で暖かい冬を過ごしたいものですね。
今年も・・・来年も・・・ずっとずっと猫たちと一緒に、快適こたつライフを♪
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