こんにちは!愛猫モコとミミの飼い主レウです。
ハチワレグレーの愛猫モコ。
モコには大きく分けて二つの特技がある!
というのは以前の記事にてお伝えした通り。
一つはタオルを咥えて鳴きながら闊歩すること↓

そして今回ご紹介するのが、もう一つの特技。
短く丸いかぎしっぽをワンコのように感情で振り回すことです。
ってことで、この記事では、愛猫モコの短く丸い尻尾のご紹介と、それに伴って猫のかぎしっぽや短い尻尾のいろいろについて、書いていきたいと思います。
まるでワンコ、感情的に振る愛猫モコの丸い尻尾
猫の尻尾には色々な種類があると思いますが、モコの尻尾は短く少し複雑に?折れ曲がっているのですが、毛に覆われているので丸く見えるようです。
なので厳密に言えば、モコの尻尾は“かぎしっぽ”ってことになるのかな?
そして、モコの尻尾は自身の感情を表現したかのように、自由自在に動き、場合によっては激しく振り回されますww
優雅だったりパタンパタンと床に打ち付けたり、もちろん長い尻尾の猫も感情で動いてはいますが、モコのはその比ではないのです(僕猫歴比)。
写真では解りづらいのですが、ワンコが嬉しい時に、尻尾を激しく振るのを想像していただければと。
本当にそれぐらい激しく尻尾を振り回します。
そして、短いので尻尾を振ると、一緒にお尻まで振ってしまいますww
その姿がまためちゃめちゃ可愛いww
触るとフカフカ、でも凄く敏感
モコの毛並みは名前の通りモコモコしていて、さわり心地はかなり良い方(特にお腹)なのですが、尻尾の部分は更にフワフワ、フカフカしていて、触るともの凄く気持ち良い。
ただし、残念ながらそう簡単には触らせてはくれません。
それというのも、モコ尻尾はもの凄く敏感だからです。
細心の注意を払いそっと触らないと、すぐに威嚇されてしまいます。
(使う写真がおかしいですがww)
いや、触ると言うよりも、沿わせる感じかなww
そうやって苦労してでも触れると、本当にフカフカで気持ちが良いのです。
丸い尻尾はお尻の穴を隠す蓋にもなる
尻尾が短いので、モコのお尻の穴は(タマ袋もね)、お恥ずかしながら、常時丸見えの状態ww
そんなモコのお尻に息を吹きかけると、上に上がっていたモコの丸尻尾がパタンと下がり、蓋をしたかのようにお尻の穴を隠します。
この動画を撮りたい撮りたいと常々狙っているのですが、これがまたなっかなかに難易度が高くて・・・。
これは写真では分からない部分ですので、いつか撮れたら動画をアップしたいと思います。(予定は未定・・・)
モコの短く丸い尻尾の中身は?
モコの尻尾の中身はかぎしっぽのように折れ曲がっています。
尻尾の付け根からすぐの場所から折れ曲がり、ハートのような形になっているのです。
なのでそこに紐などが引っかかると大変!
モコは大パニックに陥ってしまいます。
モコはよく異物を食べてもしまいますし、誤飲防止の為、留守中や就寝時はもちろん、遊び終わったら全部隠しています。
モコが最もよく遊ぶ(好きな)のが紐だったりですが・・・。
そこは心を鬼にして・・・。
猫のかぎしっぽ・短い尻尾について
一見痛々しくも見える猫のかぎしっぽですが、ほとんどの場合は遺伝や事故からなるものだそうです。
では、猫のかぎしっぽにはどういったルーツがあり、なぜ日本に多いとされるのか、はたまた“幸運を呼ぶ”とはどういうことか、ササッと書いてみます。
かぎしっぽとは?
まぁ簡単に言えば、見た目に鍵のようになっている尻尾のことですね。
猫の尻尾は、基本的に18から23個の小さな骨(尾椎)が繋がって形成されているのですが、その内のどれかが変形したことを原因とし、折れ曲がってしまっているような尻尾がかぎしっぽです。
尻尾の種類で言うと、尻尾の先っぽが折れ曲がっている、一般的にかぎしっぽと呼ばれるタイプを「キンクドテイル」、折れ曲がって丸く短くなっている尻尾(重度のかぎしっぽ)を「ボブテイル」としているようです。
ボブテイルは、さらにジャパニーズボブテイル、アメリカンボブテイル、クリリアンボブテイルなどに分類されいきます。
ちなみに尻尾が無い猫はマンクスという猫種で、その中でも完全にしっぽが無いに等しいタイプの尻尾を「ランピ-」という名で分類されているようです。
猫がかぎしっぽになる原因は?
猫がかぎしっぽになる原因には、先天的な理由と後天的な理由とがあり、先天的なかぎしっぽは遺伝によるもの、後天的なかぎしっぽは事故などによるものです。
先天性のかぎしっぽ(遺伝)
かぎしっぽになる遺伝子は3つあるとされ、ボブテイルのような尻尾を形成する「HES7」遺伝子、極端に尻尾が短くなるタイプ(マンクス)の「T-Box」遺伝子、そして3つ目はいまだ発見には至っていないようです。
ボブテイルとなるタイプの「HES7」は、その遺伝子型によって、尻尾の長さはそれなりにある軽~中度のかぎしっぽだったり、短い重度のかぎしっぽが生まれてくる場合とがあるそうです。
ちなみに、通常のしなやかで長い尻尾の猫は「HES7」の遺伝子を持ち合わせていないとのこと。
まぁちょっとややこしい?のですが、とにかく生まれながらに猫がかぎしっぽである場合は、特に心配の必要はないってことですね。
後天性のかぎしっぽ(事故など)
次に後天的な場合ですが、問題となるのはこちら。
尻尾の骨が柔らかい生まれてすぐの時期に、何らかの力が加わることで、尻尾が曲がったまま固定されてしまうこともあり、そういった場合は特に問題も起こらず成長していく場合がほとんど。
ただ、成猫になってから扉に挟んでしまったり、人間が踏んでしまったり、車にひかれてしまったりといった事故が原因で尻尾が折れ曲がってしまった場合は注意が必要です。
猫の尻尾には、尻尾の神経のみならず他の重要な箇所(主に下半身)の神経とも連結しているとてもデリケートな場所でもありますので、大きな力が加わってしまうと尻尾以外の場所にまで障害を起こしてしまう可能性も出て来ます。
他にかぎしっぽの猫もいるから大丈夫ってことではありませんので、成猫になってからかぎしっぽになるというのは事故を起こしてしまった場合には、すぐに動物病院に連れて行って診て貰うようにしてください。
かぎしっぽのルーツ、日本に多い理由
日本の東には尻尾の長い猫が多くて、西側に短い尻尾の猫が多いそうです。
特に九州の長崎県では約80%の割合で尻尾が曲がっている猫がいて、江戸時代に東インド会社(インドネシア)がネズミ捕りのうまい猫を現地から同乗させて来日した時に、そういった猫が長崎県に居ついた可能性が高いらしい。
また、日本に多く見られるかぎしっぽの猫、なにゆえ日本にかぎしっぽだったり短い尻尾の猫が多いのかというと、なんと迷信から来ているようですよ。
その迷信とは、“猫又”と呼ばれるアレですアレ。
尻尾の長い猫は年齢を重ねると尻尾が二つに別れて妖怪化するってヤツ。
なので、日本では猫又になる尻尾の長い猫よりも、短い猫が大切にされ可愛がられた結果、意識的に尻尾の短い猫を残した為に増えることとなったようです。
ってのが、利便性だとか気候だとかでそうなったというよりは、有力な説らしい。
日本のかぎしっぽ猫と言えばジャパニーズボブテイル?
尻尾の長さが短くお団子のような尻尾をしている(重度の)かぎしっぽを「ボブテイル」と呼び、さらにいくつかに分かれるのですが、中でも有名なのがジャパニーズボブテイルとアメリカンボブテイル。
そしてここ日本においては、日本猫を起源とするジャパニーズボブテイルが最も有名かもしれませんね。
猫の尻尾の長さは遺伝で決まり、8~10cm程度で短くてお団子のように丸く見えるような尻尾のジャパニーズボブテイルは、両親がかぎしっぽの遺伝子「HES7」を持ち合わせていなければならない劣性遺伝だそうです。
ジャパニーズというからには日本の猫であるかと思いきや、たまたま日本に多かった尻尾が短く曲がっている猫をアメリカ人が日本から輸入、繁殖させ体型などもスマートに改良し血統として固定させ、それを逆輸入したのがジャパニーズボブテイルだそう。
しかも、先ほど“日本猫を起源とする”と書きましたが、日本猫自体が中国からネズミ駆除の為に輸入されたところが起源とされています。
なのでジャパニーズとは言うものの、そういった観点や東南アジア、中国南部の野良猫にも見られるそうなので、日本出身の猫と言うのはおかしいのかもしれませんね(汗)
ジャパニーズボブテイル(短い尻尾の猫)の特徴や性格
- つけ根から折れ曲がり丸まった尻尾。
- スリムな中型のフォーリンタイプ。
- すらっと脚が長い。
- 頬骨が出ていて頬にくぼみ。
- 鼻が高い。
- 耳が大きめ。
- 毛質が柔らかい。
- 体がとても丈夫。
[性格]
- 好奇心旺盛
- とても優しくて穏やか性格。
- 面倒見が良い。
- 環境の変化(引っ越し等)に強く、賢いのでしつけがしやすい。
- 社交性が高く、他の猫とも争ったりせず仲良くなれる。
- 少々神経質で臆病、人見知りが強く、親しい人以外にはなつかない傾向が強い。
だそうですが、矛盾点もいくつかありますね。
ま、そこは個体差あるからね。
同族である日本人でも色々ですから・・・。
でも、モコの身体的特徴によく当てはまってる気がするし、やっぱりモコはジャパニーズボブテイルなのかな?
飼い主にしか懐かないってのは・・・なんだかちょっと特別な気がして嬉しいような・・・照れるぜww
いや、他の人に懐かないってのは・・・困りものか↓

縁起の良い招き猫のモデル、幸運を呼ぶかぎしっぽ
縁起物でもある招き猫の基本中の基本といえば、三毛猫であり尻尾は短い。
昨今では様々な種類の招き猫が溢れかえっていますが、総じて尻尾は短く、ジャパニーズボブテイルが招き猫のモデルだと言われているようです!
んが、厳密に言えばジャパニーズボブテイルではなく、その原型となる日本人に愛されていた短いかぎしっぽの日本猫(三毛猫)が招き猫のモデルと言った方が良いですね・・・こまけぇこたぁいんだよって言われちゃうかもですが(汗)
また、かぎしっぽは、幸せをを引っかけてくれるとも言われています。
中国ではかぎしっぽが「幸せの扉を開く」ともされ、欧州ではかぎしっぽが「幸運を引っかける」と言われ、いずれも縁起が良くてとても愛されているのだそう。
なんてこった!!
ならばモコが玄関に居れば、幸せの扉を開き、様々な幸運を招き入れ、引っかけてくれる!ってことではないかっ!!しかもモコの尻尾はハート型なので・・・いやん!
・・・これから招きモコって呼ぶかねww
最後に
寝ている時以外は上記しましたように、常にくりんくりんと振り振りしているモコの丸い尻尾。
そして、後ろ姿はほぼほぼペンギンの赤ちゃんww

管理人はこのモコのよく動く丸尻尾がクセになっているというか、もうこれが無いと生きていけないかも!?ってなぐらいになっていたりww
もしかしたら・・・長くしなやかで凛とした尻尾や、モフモフでゴージャスな尻尾、そういった尻尾にモコは憧れているのかもしれないけどねww
妖怪タオル咥え同様に動いているのを見てもらう方がわかりやすいかと思いますので、またいつか動画をアップ出来たらと思っています。
※動画をアップしました↓
以上、モコの短く丸い尻尾、かぎしっぽにまつわるお話でした。
な!
にゃ?
猫のしっぽは、とても繊細でデリケート。
しっぽの振り方で分る猫の気持ち、そして「猫ふんじゃった症候群」をご存知ですか?それらについても書いていますので、よろしければご覧下さい。

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