こんにちは!愛猫モコとミミの飼い主レウです。
よくTwitterとかブログとかで飼い主さんの腕に抱かれて気持ちよさそ~にしている猫さんたちを見掛けます。
それを見る度に歯ぎしりして思うのが・・・
・・・
・・・
羨ましいっ!!!実に羨ますぃっ!!!
僕かて猫たちを抱っこしたいのにぃ!!!
そう、うちの愛猫たち、モコもミミも抱っこされるのが嫌いなんですorz
ミミは少しの間なら抱っこさせてくれますが、モコに至っては持ち上げられるところから抵抗されてしまいますorz
なんとか抱っこが嫌いな猫を抱っこ好きにさせる方法はないものか・・・。
ということで、今回はうちの愛猫モコミミの抱っこ嫌いについて書きつつ、猫の抱っこの仕方、抱っこが好きになる方法を調べて書いてみたいと思います(泣)
愛猫たちは抱っこが大っ嫌い!
動物を抱っこするのは、体に異常がないかを判断したり、災害時に抱っこして逃げることが出来る事などから、普段から抱っこに慣れさせておく方が良いとされているようですが・・・。
うちの愛猫モコとミミは抱っこされるのがマジで嫌い・・・。
ミミはある程度の間であれば、抱っこされるのを我慢(あくまでも我慢)してくれるのですが・・・
モコに至っては暴れる暴れる・・・僕、負傷必至です・・・腕傷だらけ。
それはもう必死に嫌がるので、正直凹みます・・・orz
抱っこの仕方が悪いのか・・・
う~ん、まぁ確かに無理矢理って形になるので、まずそこがダメなんでしょうね。
ただ、膝には乗って寝ることがあるので、その時にゆっくり丁寧に慎重に抱っこしても・・・やっぱダメ。
ってか正直理由はなんとなく分ってたり・・・。
それというのも、これまた大嫌いなお風呂に入れる時に、いつも抱っこして連れていくからねぇ。
・・・いやまてよ・・・それ以前から抱っこ嫌いだったか!?
不安定なのが嫌なのか?と、脇とお尻を支えてしっかりと安定させても・・・やっぱダメ。
ま、まさか、ぼ、僕が臭いとか!?
いやいや、それならそもそも膝にも乗らぬだろうよ・・・。
なぜだ・・・なぜなんだモコミミ!なぜ抱っこさせてくれぬっ!!
僕はこんなに愛しているのに!!
そういう問題じゃねぇんにゃよっ!!(by モコミミ)
猫が抱っこを嫌がる理由と好む理由
では、何故に猫が抱っこを嫌がるのか、逆に何故に抱っこ好きな猫がいるのか、その理由を調べてみました。
猫が抱っこを嫌がる理由
この記事を読みに来てくださった方は、おそらく猫が抱っこさせてくれない!って方が多いと思うので、まずは猫が抱っこを嫌がる理由から書いていきます。
猫が抱っこされるのを嫌がる主な理由は以下の通りです。
- 体が不安定になる。
- 無理に抱っこされたから。
- 嫌な思いをしたことがある(病院やお風呂に連れて行かれる)。
- 飼い主から嫌いな匂いがする。
- 猫の性格・個体差
体が不安定になる
猫は不安定な場所ではなく、安定したところが好きですよね。
段ボールなどの箱、猫鍋、はたまた壁に寄りかかっていたり、顎を何かしらに乗せていたりって猫を見たことがあるかと思いますが、いづれも安定した場所であることが分ります。
ちゃんと安定した形で抱っこしてあげないと、足が地についていない状況になり不安定となるので、猫は抱っこを嫌がってしまう。
「抱っこ=嫌なこと」に繋がってしまう
猫は単独行動を好み自由気ままに生きているというのが基本です。
抱っこが好きであろうが無かろうが、そういう気分で無い時に抱っこされたくはありません。なのに無理矢理に抱っこされたりだとかすれば、猫に「抱っこ=嫌なこと」と捉えられてしまいます。
また、抱っこされてペットキャリーなどに入れられ病院へ連れて行かれたり、抱っこしてお風呂まで連れて行かれ洗われたり、それらもまた「抱っこ=嫌なこと」っていうイメージがついてしまい、猫は抱っこされるのを嫌がってしまいます。
猫は嫌なことを記憶する能力、つまり危険回避能力には秀でていますので(汗)
飼い主から嫌な匂いがする
私って臭いの!?っていうわけではなく、猫が苦手とする匂いが衣類などに付着してしまっているような場合です。
猫の苦手な匂い(柑橘系やミント系、刺激臭など)ヘアシャンプーやボディソープ、湿布、塗り薬、香水、タバコの匂いなどに注意。
匂いもまた「抱っこ=嫌なこと」だと認識されてしまう可能性があり、一度猫にそうインプットされてしまうと、その後も抱っこさせてくれなくなる場合もあります。
度々書いているこの「〇〇=嫌なこと」っていうのは、猫に生活する上でけっこう重要な要素で、叱ったり、しつけたりする時にも十分に注意する必要がありますね。
猫の個体差
最後に、こればっかりはどうすることも出来ない猫の性格など個体差によるもの。
どんなに猫が好むようなことをしても、または猫が嫌がることを避けたとしても、こればっかりはどうにもなりません。
正しい方法で抱っこしようが、一生懸命に抱っこに慣れさせよと努力しようが、猫にも性格や好き嫌いがあるので、個体差であればどうにもなりません。
そういった場合には、猫にとってはストレスにしかなりませんし、猫の為にも抱っこするのは諦めた方が良いかと思います。
抱っこ出来なくても猫と楽しく暮らしていけますからね。
出来れば抱っこしたいけども・・・。
猫が抱っこを好む理由
では、抱っこが好きな猫はいったい何ゆえ抱っこされるのが好きなのでしょうか。
その理由を知れば、猫を抱っこする為のヒントになるかもしれませんからね。
猫が抱っこを好む理由は以下のようになります。
- 甘えたい
- 匂いをつけたい
- 寒くて暖をとりたい
甘えたい
猫が抱っこを要求する上で最も多いのがコレではないでしょうか。
猫ってばけっこう甘えん坊ですからね。
猫を飼ったことがないと、世間一般に言われるように猫は自分勝手で自由に生きているってイメージを持たれるかと思いますが、飼い主に対してけっこう(かなり)甘えて来ます。
猫は飼い主のことを自分の親だと思っている場合もあると言われています。
実家の猫(ココちゃん)なんかは本当におかんにベッタリで、事ある毎に甘えて抱っこを要求していますよ。
でも、甘えん坊であればみんな抱っこして欲しがるかと言えば、そうではなくて、甘えん坊な猫であっても抱っこは嫌!っていう子もいますorz
そのあたり、猫はやっぱり自由なのかもしれませんねww
匂いをつけたい
マーキングというヤツ、スリスリしてくるのと同じ理由ですね。
猫は匂いを嗅ぐこと、つまり嗅覚によって様々なことを確認したり判断したりしています。
猫の体(額、唇、顎の下、しっぽ、肉球、肛門)には、匂いを発する臭腺という器官があるので、抱っこしてもらうことで自分の匂いを対象物に塗りつけている可能性があります。
自分の匂いを飼い主に付けることで、この人は安全だ!とひとつの安心材料としていたり、もしくは、お前(飼い主)は自分の物だといった感じで、自分の縄張りを主張しているのかもしれませんww
寒くて暖をとりたい
下記する“猫が抱っこを好きになる方法”のところでも書いているのですが、寒い時期になると猫は膝の上に乗って来たりすることが増えます。
まぁそのまんま、飼い主の温もりで暖まりたいのです。
猫同士でも寄り添って寝て(猫団子して)いますよね、人の温もりもまた暖かくて心地が良いのでしょう。
ちなみにうちの愛猫モコミミは、下の記事にあるような理由で、寄り添って寝てはくれませんが(泣)
猫を抱っこする方法
ここまで、猫が抱っこを嫌う理由や逆に好む理由を書いて来ましたが、いよいよ猫を抱っこする方法を書いていきます。
正しい抱っこの仕方
- 両脇に手を入れてゆっくりそっと持ち上げる。
- 片手でお尻を支え安定させる。
- 密着して包み込むように抱いてあげる。
猫が抱っこを嫌がる理由で挙げた“不安定”を感じさせず、安定させることが重要。
とにかく強制的に捕まえて持ち上げるというのはやめた方が良いですね。
って、しれ~っと人ごとみたいに書いていますが、抱っこしたいが為に何度か僕もそういったことをしたことがあります・・・。
元カノなんてよく追いかけ回してしたからなぁorz
そりゃダメだよねorz
猫に抱っこを好きにさせる方法は?
- 子猫の時から抱っこに慣れさせる。
- 寒くなる季節がチャンス!
- まずはゆっくり時間をかえて膝の上で慣れさせる!
- 抱っこしてみて嫌がったらすぐに解放する!
- 強制、束縛な抱っこはせず、嫌そうならいつでも離して(ゆっくり降ろして)あげる。
- 普段触れられない物や見れない高さの景色など好奇心を満たす。
- 危険ではなく、楽しさや安心、腕の中であっても自由を感じてもらう。
- とにかく慣れるのに時間がかかる・・・。
- 最終手段は抱っこ紐を使う!!
子猫の頃からってのは、抱っこ嫌いの猫が居て、それでも抱っこしたいって思っている人にとっては、うちも含めてもはや手遅れの場合が多いかと(汗)
なので、いつかまた子猫をお迎えした時の参考程度で。
抱っこされるのは“危険”だというイメージを、とにかく時間をかけて排除してやることが、抱っこを嫌がる猫を抱っこする近道になるって感じですね。
まずは猫に膝の上に来てもらうことが第一条件です。
あくまでも猫に来てもらうです。
強制してはいけませんよ。
膝の上に来てくれたら、心地よく感じて貰えるように、愛猫が撫でられる(マッサージされる)のが好きな場所を触ってあげて落ち着かせます。
猫が膝の上に乗るのを好むような状態になったら次の段階へ進みます。
上記の正しい抱っこの仕方も踏まえた上で・・・
- 膝の上で慣れさせる ⇨ 抱っこしてみる ⇨ 嫌がったらすぐに解放 ⇨ 元に戻って繰り返す。
- 膝の上で慣れさせる ⇨ 抱っこしてみる ⇨ 大人しく受け入れてくれる ⇨ 普段届かない所にある物を見せるor景色を見せる ⇨ 嫌がったらそっと下に降ろす ⇨ 元に戻り繰り返す。
なかなか根気のいる作業ですが、猫を抱っこしたいのであれば、頑張るしかない!
ちなみに猫ババアと言われるうちのオカンは、座っていると猫が膝の上にやって来て、その内猫の方からグイグイ上部へと抱きついて抱っこ成立!というパターンが多いですね。
うちの愛猫モコミミ抱っこチャレンジ
ってことで、チャンスは寒い時期、いわゆる冬。
膝の上に乗っかって来るようになったら、そのままそっと、そっと・・・。
うんうん、そこまではちゃんと出来ているハズ・・・。
で、猫が膝の上に慣れてきたら、耳の裏や喉元をマッサージ(お尻というか腰の辺りを軽くポンポンするのも良いかも?)してさらに慣れさせる。
これも出来てるハズ!
で、ここからは忍耐勝負って話。
そこまで来たら、いざ抱っこにチャレンジ!
手を猫の脇に入れて、お尻をしっかり支え、体に猫を密着させて安定できる体勢をとる。
で、ちょっとでも嫌がるそぶりを見せたらすぐに解放。
これを何度も繰り返せば、もしかしたら抱っこ出来るようになる“かも”だそうです・・・。
ほんまかいな・・・。しかも、“かも”・・・かよ!
とりあえず、今からではそれしか方法が無いっぽいので、いつかちゃんと抱っこ出来るように、それを夢見て忍耐強く続けるしかないかな。
あ、それと猫が嫌がる病院やお風呂の時だけ抱っこするってのは逆効果となる模様・・・orz
抱っこ紐が有効な場合もあるようで・・・今、ちょっとそれもやってみようかと考え中ww
どうしても猫を抱っこしたい!って方は試してみるといいかもですが、もちろんそれも確実とは言えないので、ご自身の判断で・・・。
猫を抱っこ出来なくても、ほど良い距離感が一番良い場合も
話が逸れるかもですが、ここでちょっと注意すべきことを・・・。
猫が甘えん坊であり、抱っこが大好きであれば、抱っこしてくれるまで鳴き叫んだり・・・その要求もなかなかに激しい場合もあります。
要求が満たされなければ、猫にとってはストレスに感じてしまうこともあるでしょう。
飼い主側としても、いつも要求に応えてあげられるとは限りませんし、しつこく要求されるとストレスになりかねません。
さらに、猫が飼い主依存となってしまえば、分離不安を起こしてしまう場合だってあります。
猫が分離不安を起こしてしまうと、粗相などの問題行動を起こしたりしますし、猫、飼い主共にストレスを感じる辛い状況となってしまいます。
ゆえに、猫との関係はほどよい距離感を保った方が良いとも言えるのです。
け、決してモコミミが抱っこさせてくれないからって、べ、別にひがんでいるわけではないですよ・・・(泣)
猫を抱っこするには、結局のところ・・・
(ちなみにこの写真↑の抱き上げ方は、抱っこに慣れさせたいなら・・・ダメ!絶対ダメ!!だそうです。)
猫たちは母猫から「抱っこ」をしてもらうことはなく、人間の愛情表現でもある抱っこをしても、地に足の着かない状態にされてしまうってだけ・・・ただただ不安になるだけなんだそうです。
そもそもうちのモコミミは、母親の存在さえ知らない恐れがありますからねぇ・・・。
また、それぞれの猫には個性もあるから、どうしようもない場合も(泣)
ただし、幼少期であれば抱っこ好きにさせるのは比較的簡単だそうで、幼いうちに抱っこが愛情表現だと認識してもらえれば、上記のような抵抗はしなくなり抱っこさせてくれる可能性が大きいとのことです。
そ、そうなのか・・・。
うちのモコミミは、もはや手遅れって話なのかもしれませんなぁ・・・orz
まぁ猫とはほどよい距離感でいる方が良いとも思うし・・・。
・・・。
・・・。
それでも諦めず、猫たちのストレスにならない程度に上記方法で繰り返し頑張ってみよっとwww
いや諦めろよ!!(by モコミミ)
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