【猫とアロマ】猫に精油は禁忌、お香や香水は?使いたい場合の注意点

猫とアロマ/モコ

こんにちは!レウです。

ご自宅でアロマやお香、そして香水などを使っている方っていらっしゃいますか?

アロマテラピーなど心身リラックスの為、お香を焚いて部屋のニオイや気?を浄化したい、仕事やデートで香水を使うといったことってあるのではないでしょうか?

アロマを趣味にしていたり、香水を使う機会というのは、特に女性の方に多いかもしれませんね。

かく言う自分も、お客さんが来る時なんかは、部屋の男臭さを消す為にお香を焚くことがあったりもします。

ですが、そういった物に使われている精油(エッセンシャルオイル)が猫にとっては危険な代物だったりするのをご存知だったでしょうか?

猫を飼っている方であれば、どこかで耳にしたことがあるかもしれませんが、猫にとってアロマは禁忌(してはいけないこと、タブー)と言われているほどなのです。

え?猫がアロマとかお香、はたまた香水のニオイがダメってこと??

って単純に思うかもしれませんが、まぁニオイも嗅覚の強い猫にとってはその香りによっては苦痛なのかもしれませんが(苦笑)

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そうではなく、精油(エッセンシャルオイル)が猫にとって禁忌と言われる理由は他にあるんです。

そこで今回は、猫とアロマと題しまして、猫にとってアロマが禁忌とされる理由、お香や香水はどうなのか、そしてどうしても使いたい場合の注意点などを調べてみました。

アロマとは?

猫とアロマ/モコ

まずはアロマって何?って話からしていきます。

アロマと言えばアロマテラピー(またはアロマセラピー)といった言葉をよく耳にするかと思います。

アロマは芳香や香りといった意味で用いられ、テラピーは治療や療法といった意味。日本では芳香療法や香料治療と訳されることもあります。

アロマは、精油(エッセンシャルオイル)の芳香や植物由来の芳香を用いて、主にリラクゼーションやリフレッシュ、ストレスの解消などに役立つと言われ、美容目的や香りを楽しむといった形が有名ですが、病院や介護施設などで補助的療法としても利用されています。

キャンドルやディフューザーなどで部屋に香りを拡散させる芳香浴や、湯船に垂らして皮膚から成分を吸収する沐浴法、アロママッサージ、湿布法、吸入法など、様々な方法で、吸入もしくは皮膚から体内に取り込みその効果を得ます。

ただ、アロマに使われている精油(エッセンシャルオイル)は、特定の植物から抽出された純度100%の物であり、特殊な製造工程により植物の有機化合物が極度(約100~1000倍)に濃縮されたもの

ゆえに毒性も指摘されていて、ティーツリー精油による接触性皮膚炎、ラベンダー精油皮膚炎などアレルギーへの感作作用、その他、呼吸器障害、中毒症状なども報告されているので、人間であっても過度な使用には注意が必要になります。

そして、そのアロマに使われる精油(エッセンシャルオイル)こそが、猫にとって最も問題視されている所以となるのです。

猫にとってアロマが禁忌とされる理由

猫とアロマ/モコ

猫にとってアロマつまり精油(エッセンシャルオイル)が危険だと言われている理由は、簡単に言ってしまえば猫が完全肉食動物であるが為です。

猫は穀物など植物を消化するのが苦手だとか、猫にとって危険な植物が多いといったことを、どこかで耳にしたこともあるかと思います。

肉食である猫の腸は短くて植物を消化するのに適していませんし、猫が中毒症状を起こすような有毒な植物は観葉植物も含めて700種類以上もあると言われいます。

そう、猫は肉食動物であり、草食動物はもちろんのこと人間や犬など雑食動物とは違うのです。

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猫は精油を代謝出来ない

猫は完全な肉食動物であり、肉つまり動物性タンパク質重視の体のつくりになっている為に、草食または雑食動物とは腸や肝臓の代謝機能などが違っているのです。

人間や犬のように雑食であれば様々な物を口にするので、有害な物質を解毒・分解するのに最も重要な「グルクロン酸抱合」という解毒機構が肝臓に備わっています。

ですが、肉類(動物性のタンパク質)に特化した猫の体には、必要がないので退化したのか、その「グルクロン酸抱合」が肝臓に無いことが明らかになっています。

ゆえに、猫は植物毒素や精油(エッセンシャルオイル)を、しっかり解毒・分解することが出来ないというわけです。

精油(エッセンシャルオイル)は、植物から作られていて、しかも高濃度となれば・・・自ずと理解出来ますよね。

精油は猫の体内で蓄積される

あれ?うちの猫はアロマを炊いても特に異常が見当たらないけど?って思う方もいるかもしれません。

うちも以前は元カノがよく部屋でアロマを炊いていたりもしましたが、猫たちには特に異常が見られませんでした。

ですが、精油(エッセンシャルオイル)の怖いところは、蓄積性がある(可能性がある)ということも覚えておかなければなりません。

すぐに症状が現われ、猫が危険な状態になる場合(急性中毒)もあれば、猫の代謝能力を超える精油を吸収し続けることで、分解出来ずに体内に留まり蓄積していき、ある日突然中毒症状が引き起こされることもあるのです。

アロマを炊いても猫に異常が見当たらないから大丈夫だと判断するのは、早計ということになりますね。

精油は吸入、経口摂取、皮膚から吸収される

精油の有毒成分は、吸入経口摂取、そして皮膚からの吸収といった3つのルートから猫の体内へと取り込まれます。

部屋でアロマを炊いて、猫がそれを吸入することは容易に想像できるかと思います。

経口摂取って・・・いやいや流石に猫に食べさせたり舐めさせたりはしないよって思うかも知れませんが、猫にとって誤飲誤食はよく起こり得ることです。猫がアロマキャンドルなどで遊んでしまったり、舐めてしまうようなこともあります。

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同じく猫の皮膚にアロマを塗ったりなんてしないって思うかも知れませんが、アロマを炊くことで空気中に漂った成分が、皮膚呼吸によって体内に取り込まれ中毒症状を起こすことも考えられます。

猫の皮膚は人間の皮膚よりも薄く(半分以下の厚み)なっていて、皮膚(表皮)が薄いとバリア機能も低くなってしまいますので、人間よりも猫は皮膚から成分を吸収しやすい体質なのです。

最も危険なのは、急性中毒を起こしてしまう可能性のある経口摂取や直接猫の皮膚に接触することとなりますね。

アニマルアロマテラピーも猫にはダメ?

動物のストレス軽減や皮膚病などに使われるアニマルアロマテラピー。

動物に対して施されるものなら安心なのではないかと思いますよね?

ですが、これもまた猫に対しては安易に行わない方が良いかもしれません。犬が使っても問題無い場合でも猫にとっては有害な場合もありますから。

アニマルアロマテラピーに興味があり、どうしても猫に行いたいという場合は、素人判断で実践するのではなく、必ず専門家やアロマ関係に精通した獣医さんに相談してから行うようにしましょう

猫に危険なアロマの種類

猫とアロマ/モコ

ピネン、リモネンを含むモノテルペン炭化水素類、フェノール類、ケトン類が、猫に対する毒性が特に高いと言われています

猫にとって特に危険だとされている代表的な精油の種類は以下の通りです。

【モノテルペン炭化水素類】
レモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツ、タンジェリン、マンダリン、ベルガモット、パイン、シダーウッド、スプルース、ファー etc.

【フェノール類】
ティーツリー、オレガノ、クローブ、シナモン、タイム、バジル、サマーセイボリー、ペパーミント、ユーカリ、ウインターセイボリー、カッシア etc.

【ケトン類】
カンファー、セージ、ヒソップ、スペアミント、ローズマリー、ラベンダー、カモミール、キャラウェイ、シトロネラ etc.

精油の種類は数知れず、ここで挙げた代表的なもの以外にも、猫にとって有害となる精油は多く存在し、ここに書かれていないから大丈夫だというわけではないのでご注意ください。

これら猫にとって危険な成分の含まれるアロマ(精油)によって引き起こされる中毒症状は、口腔粘膜の炎症、よだれ、めまい、神経症状、運動失調、筋肉の震え、下痢、嘔吐、食欲不振、低体温、目の異常、皮膚の異常、異常行動など多岐に渡り、急性中毒を起こせば死に至ることも・・・

また、アロマ目的でなくとも、ティーツリーなどは抗菌・消臭・ノミやダニ・皮膚トラブルにも有効とされ、ペット用のノミ・ダニ駆除用品やシャンプー、首輪などにも使われている場合があるので、それぞれ含まれる成分やその濃度には注意が必要となります。

安全だと言われている精油なら使っても良い?

猫とアロマ/モコ

結論から言えば、個人的な見解ではありますが、そんなものは存在しない。

ネット上で“これなら大丈夫だよ”みたいなことが書かれていたりする場合もありますが、猫のことを思うのなら安全な物など無いと考えるのが無難だと考えます。

精油(エッセンシャルオイル)に使われる植物(成分)によっては猫にも影響の無い物もあるのでしょう。

ですが、使われている植物が同じだとしても生産された時の気候などによって内容成分は変わって来ますし、精油(エッセンシャルオイル)に使われる植物が異なっていても同じ名称で呼ばれていたりもして実にややこしい。

そういったことが成分表に細かく記載されているわけではないので、その判断は素人目では難しく、勝手に判断するのはやめておくべきでしょう

実際にアロマ(精油)によって猫が中毒症状を引き起こした例は数多く存在するものの、実のところ精油(エッセンシャルオイル)について、猫にどの程度危険性があるのかハッキリと解明されていません。

長期的にアロマ(精油)を使用することによって猫にどのような影響が出るのか、猫と植物毒性の研究データが不足していてハッキリとしていないのが現状なのです。

でもだからこそです。

解明されていないからこそ、猫に危険が及ぶかも知れないような物をギャンブル的に使用するのはリスクが大きく、現時点では、猫を飼っている場合、アロマの使用はなるべく避けた方が良いと認識すべきだと思います。

お香や香水もダメ?

猫とアロマ/モコ

猫にとって危険なのは、猫が苦手とする植物の純度が高く高濃度に凝縮されている精油(エッセンシャルオイル)だということはここまでに書いて来ました。

お香や香水も同様に、精油(エッセンシャルオイル)が使用されているのであれば、アロマ同様に使用しない方が良いということになりますね。

まぁこれもまた成分表など明確に記載されていない場合があり、判断に困るところなのですが・・・。

吸入、経口摂取、皮膚から猫の体内に吸収されるといった点もアロマ同様となります。

お香には猫が転がして遊びやすい形の物(円錐型)があったり、スティックタイプにしても手でちょいちょいしちゃいそうですし、そのまま毛繕いの時に口にするなどしてしまうと危険です。

香水であっても、ご自身の手に着いたものを猫が舐めてしまったり、振りかけた時に床に着いてしまったものを猫が踏んでしまい、そのまま毛繕いしてしまえば、経口摂取していまう可能性もあり注意が必要になります。

アロマ・お香・香水を使いたい場合の注意点

猫とアロマ/モコミミ

猫を飼っている場合は、なるべくアロマや精油が使われているお香や香水は使わないようにした方が、無難(安全)なのは言うまでもありません。

ですが、アロマやお香(女性なんかは香水なんて特にそうかな?)が、生活に欠かせないモノとなってしまっている方もいるかと思います。

そういった場合には、以下のようなことに注意しながらアロマやお香を焚いたり、香水を使ったりするようにしてください。

【アロマ・お香・香水を使う際の注意点】

[アロマ・お香]

  • 猫の居ない(入らない)部屋で行う。
  • 浴槽で行う場合はお風呂場に猫が入らないように注意する。
  • 炊いた後はしっかり換気する。
  • 頻度を毎日ではなく月に数回程度にする。
  • 猫が触れてしまわないようにしっかり管理する。
  • 猫にとって危険な精油が使われていない物にする。
[お香・香水]

  • 猫にとって危険な精油が使われていない物にする。
  • そもそも精油が使われていない物を選択する。
[香水]

  • スプレーする時に床にかからないように注意する。
  • スプレーではなく塗るタイプにする。
  • 手(体)に着いた香水を猫が舐めないように注意する。

アロマや精油が使われているお香や香水を使っている場合には、定期的な健康診断を受けてそれらを使っていることを獣医さんに申告し相談してみると良いと思います。

猫とアロマについてまとめ

猫とアロマ/ミミ

人間にとっては癒しなど様々な効果のあるアロマテラピーですが、猫にとっては逆効果であり、中毒症状を引き起こす原因ともなってしまいます。

とにかく注意が必要なのは、猫が苦手とする植物の純度が高く高濃度に凝縮されている精油(エッセンシャルオイル)。

そして、それらを猫が直接触れたり口にしてしまうことが、急性中毒を引き起こす可能性があり最も危険です。

猫が触れたり誤飲してしまわないよう精油(エッセンシャルオイル)系の管理は厳重にしましょう。

アロマ以外でも、お香や香水、その他ペット用のシャンプーやノミ取り首輪など猫用品に精油が含まれていないかも確認しておくと良いですね。

部屋に香り付けする為などに炊いて、猫が吸入することによる長期的な影響については、猫は植物毒素や精油をしっかり解毒・分解することが出来ず体内に蓄積されると言われているものの、研究データが不足し、猫への影響はハッキリと解明されているわけではありません。

ですが、理論上そのような危険性があるというのであれば、猫を飼っている場合、精油(エッセンシャルオイル)の使用は控えた方が良いと言えます。

アロマが生活の一部となっていて一つの楽しみにもされているような方にとっては「え!?」ってなっちゃいますよね・・・。

うちでもこれまで部屋の香り付けなんかに、そこそこ頻繁にお香を焚いていました。

猫にとって精油が良く無いと知り、愛用していたお香に精油が使われていないか確認するも、自分では判断出来なかったので、猫の行動制限をした上でお香を炊く回数をお客さんがたまに来る時だけ(年に数回レベル)に減らしました。

ちょっぴり残念ですが、猫にとって有害になるかもしれないのであれば、ほんの少し生活スタイルを変える必要はあるのかなって思います。

アロマの代用品などを探してみるのも、また楽しいかもしれませんしね・・・(笑)


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