【猫の室内飼い】室内飼いはかわいそう?ストレス?ケージ飼いはあり?

猫の室内飼い/モコ

こんにちは!レウです。

皆さんは猫をどういった形で飼っているでしょうか?

屋内に入れることなく食事だけ提供して完全に外で飼っている外飼い。

屋内外を自由に出入り出来るようにしている放し飼い。

一歩も外に出さず完全に室内で飼っている完全室内飼い。

様々な形があると思いますし、様々な考え方、そして様々な理由もあるんじゃないかな?

猫を飼っているというより、地域猫のような感覚でいるだとか・・・。

自由奔放な猫だから、屋内に閉じ込めてしまうのは可哀想だとか・・・。

猫を外に出すのは危険が多いからだとか・・・。

では、猫を部屋に閉じ込めてしまうことが本当にかわいそうなのでしょうか?いったいどのような関係(飼い方)が猫にとって望ましいのでしょうか?

先に結論から言ってしまえば、愛猫に少しでも長生きしてほしいと思うのであれば、一切外には出さない完全な室内飼いが基本ですし、推奨もされています

今回は、猫の「室内飼い」と「外飼い」について、それぞれの平均寿命、外飼いの危険性、室内飼いのメリット、室内飼いはストレスが溜まってかわいそうなのか、そしてケージで飼うのは有りなのかを書いてみようかと思います。

室内飼い・外飼い・野良では猫の平均寿命が違う

猫の室内飼い/モコ

昨今、良質なキャットフードが増え、医療も発達したおかげで、猫は長生きになって来た!とあちらこちらで言われていますよね。

猫の寿命は、だいたい15~16年と言われています。長ければ20歳を越える猫もいるって話ですからね。

ですが、それは完全室内飼いをしている猫の話なんです。

外飼い(放し飼い)している猫の平均寿命は13~14年外だけで暮らしている野良猫の寿命に至っては3~4年しかないと言われています。

単純に外に出る機会、時間が長ければ長いほど、寿命は短くなってしまう傾向にあるということです。

まず「外飼い(放し飼い)」と「野良猫」の寿命の差は、食事の質であったり、安心して眠れる場所、はたまた飼い主が病気や怪我に気付けば病院に連れて行ってあげられるといったところから来ているのでしょう。

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では次に「室内飼い」の猫と「外飼い(放し飼い)」で猫の寿命に差が出ているのは、なぜなのでしょうか?

平均してだいたい2年半以上の差があるとのことなのですが、人間の年齢に換算した場合には約10年になりますので、軽く流せない数値です。

次項は、その原因ともなる屋外での危険性についてとなります。

猫の外飼い・放し飼いの危険性

猫の室内飼い/モコ

普通に考えても分るかと思いますが、屋外には猫にとって危険がいっぱいです。

[屋外で遭遇する主な危険]

  • 交通事故に遭う
  • 猫風邪、エイズや白血病といった感染症
  • ノミやマダニの標的になる
  • 迷い猫になってしまう
    • 虐待するような人間に出くわす
    • 保健所に保護されてしまう

一つずつ見ていきますね。

交通事故に遭ってしまう

家の外では車やバイク、自転車などが走っています。

外飼い(放し飼い)の猫や野良猫の死因第1位は交通事故と言われています。

うちの猫はそんなにどんくさくないと思っているかもしれませんが、猫ってパニックになると後先考えずに思いもしない行動に出てしまいます。

車道に飛び出してしまうこともあるでしょうし、急に走って来た車に驚いて、そのまま通り抜ければ良いのですが、そこで足を止めて固まってしまう猫がほとんどです。

車に撥ねられて運良く生還したとしても、障害が起こるような大怪我をしてしまいます。

また「猫バンバン」をご存知でしょうか?

車のエンジンルームやタイヤの間に入ってしまった猫を逃がす為に車のボンネットをバンバン叩く行為のことです。

猫は狭くて暗いところを好みますし、快適な場所を探すことに長けている猫は、冬場であればそういった場所は暖かくもあり好んで入ってしまう。また夏場でも車の下に潜り込んでしまいます。

そのまま車が走り出したら大変なことになってしまします。

当然のことながら、完全室内飼いであれば、そのような危険に合うことはまずありません。

猫風邪、エイズや白血病といった感染症

皮膚がただれていたり、目やになどでまぶたが開いていない野良猫を見掛けることもあるかと思います。

そういった猫は何らかの感染症にかかっているの可能性が高い。

特に猫風邪や皮膚糸状菌症などが多いですが、猫エイズや猫白血病といった怖い病気にかかっている猫もいます。

屋外では、感染症を患っている猫との接触、ノミやダニ、鳩の糞など感染源となるものがこれでもかってぐらいに存在します。

猫風邪などは一度感染してしまうと、治療しても体内のウイルス自体は死滅しておらずウイルス保有キャリアとなってしまい再発しやすくなるので侮ってはいけません。

また、外では猫同士のケンカで怪我をすることがあるのはもちろんのこと、相手が猫エイズウイルスや猫白血病ウイルスを保有した猫であったのなら感染してしまうおそれがあります。同じく交尾も危険です。

猫エイズウイルスはグルーミングだけで感染することはほとんどありませんが、猫白血病ウイルスは猫同士のグルーミングでも感染してしまいます。

完全室内飼いであっても、人間が何らかの形でウイルスを持ち帰ってしまったりすることで空気・飛沫感染してしまう感染症もありますので、ワクチン接種などある程度の対策は必要ですが、感染確率で言えば室内飼いと外飼いでは格段に違ってきます。

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ノミ・マダニ

感染症同様に他の猫や、草むらなどに入った場合に、猫にノミがくっついて来ることがあります。

ノミをくっつけたまま猫が屋内に入れば、家の中で繁殖してしまい次々にノミが発生するという事態になりかねません。

駆除したとしても、外飼い(放し飼い)していれば、再度くっつけて来てしまうので、ノミ対策が欠かせないような状態となります。

特にマダニには注意が必要。

山中や公園などの草むら、茂みなどに生息しているので、そういった場所に入ってしまうとくっつけて帰って来てしまいます。

マダニは皮膚のやわらかい部分に噛みついてセメント様物質を分泌して固着(口が皮膚に潜り込んでいるような状態)し、人間や猫の血を吸い続けどんどん繁殖していきます。

それだけでも厄介ですが、一度固着すると取り除くのさえ困難。無理に取ろうとすると皮膚に潜り込んだ口の部分が皮膚の中に取り残されたり、お腹の中の卵がドバッとあふれてしまったり・・・想像もしたくない状況となります。

そして、ノミによって感染する病気もありますし、これまたマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は猫のみならず人間にも感染しますので注意が必要です。

その他の虫などにも寄生虫が居たりもしますので、猫が口にしてしまうのは危険です。いや、虫だけではないですね、誤飲・誤食のことを考えると、飼い主が管理出来ない状態というのはとても危険です。

完全室内飼いであっても、ノミの発生や誤飲・誤食は起こり得ることではありますが、ウイルスと同様に飼い主が注意してあげることで、その危険性は格段に減らすことが出来ます。

猫が迷子になってしまう

これには様々な理由がありますが、外飼い(放し飼い)している場合は、その理由もハッキリしないまま、猫と会えなくなってしまうこととなります。

猫が本能的に姿を消す理由としては、縄張り争い、交尾するパートナーを探しにいくといった場合です。

また、猫は死に際を見せないという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

それは、猫が弱っていると、どこか落ち着ける場所、静かで安全な場所に向かい、体調を回復させようとする為に、起こる現象だと言われています。

ちなみに、これは室内飼いの場合であっても希に起こる現象です。

そういった本能とも言える理由があればまだマシです(いや・・・やっぱり悲しいですけど・・・)。

その他に考えられる最悪の展開は、何かしらの危険に猫が遭遇してしまい帰りたくても帰れなくなってしまった時です。

交通事故に遭ってしまったり、外を歩いている猫を捕まえて虐待するような輩も・・・人に慣れている猫だと簡単に捕まってしまいます。

また違った人に保護されて飼われているならまだしも、保健所に保護されてしまう場合もあります。

迷子札やマイクロチップなどを装着していない場合、飼い主が気付いてあげられないまま時間が経過してしまうと、殺処分なんてことにもなりかねません

猫の完全室内飼いが推奨される理由

猫の室内飼い/モコ

完全室内飼いであれば、上記したような屋外での危険に遭遇することはまず無いという点ですね。

それこそが完全室内飼いが推奨される一番大きな理由(メリット)となります。

屋外で起こる危険の回避

完全室内飼いであれば、まず交通事故に遭うことはありませんよね。

猫風邪など一部は空気感染することからワクチン接種(3種混合)は完全室内飼いでも必要になりますが、それさえしておけば、あとの猫エイズや猫白血病といった怖い病気に感染することはほとんどありません。

ダニはともかくノミやマダニについても、最初に対策(病院で貰う駆除薬)したり、こまめな掃除やその侵入(人間にくっついて来る)を許さなければ、ほとんど猫に寄生することはありません。

人間の不注意やハプニングによる脱走が無い限り、迷子になることもまず無い。なので虐待する輩や保健所に捕獲されることもありません。

完全室内飼いにすれば、屋外で起こり得る様々な危険から、愛猫を守ってあげることが出来るのです。

しっかりと猫の健康管理が出来る

猫は自身の体調不良を我慢したり隠したりしようとする動物ですので、その病気を見抜くのは困難だったりします。

ですが、完全室内飼いしていれば、猫と過ごす時間が増えますので、必然的に病気を見抜くチャンスが多くなりますし、トイレも家の中でしか行いませんので、尿や便の様子などしっかりと健康管理してあげることが出来ます

逆に猫を外飼い(放し飼い)している場合、猫が出掛けている時間が長くなればなるほど、体の異変に気付きにくくなってしまいます。

それこそ、病気を持ち帰る確率が増えてしまうのに、気付いた頃には病気が進行してしまっているようなことにもなりかねません。

さらには誤飲や誤食の問題もあります。

猫が口にしてはいけない植物は700種類以上存在しますし、誤飲してしまうと危険な紐状の物や、鋭利な物、はたまた喉に詰まらせてしまうような物は決して家の中だけにあるわけではありません。

誤飲・誤食によって猫が危険な状態になったとしても、すぐに対処してあげることが出来ませんし、外飼い(放し飼い)では気付くのも遅くなってしまいます。

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猫の管理(健康管理)をしっかりと行なうには、完全室内飼いであった方が良いというわけです。

ご近所トラブルの回避

ご近所に住んでいる人が、動物に理解のある人ばかりだとは限りません。

猫や動物全般が嫌いな人、猫アレルギーの人なんかも居ます。

もしある程度理解があったとしても、毎日のように玄関や庭先で排泄されたり、庭の植木鉢を荒らされたりすれば、堪忍袋の緒も切れるってもんです。

こういったトラブルを避ける意味でも、完全室内飼いは有効な手段となります。

室内飼いの猫はかわいそう?

猫の室内飼い/ミミ

完全室内飼いで猫を外に一歩も出さないっていうのは、猫の自由を奪ってしまうことにもなってしまうので、かわいそうだと思う人もいるかもしれませんね。

猫が窓の外を眺めていることが多かったり、脱走しようと試みる猫の姿なんかを目にすると、そう思ってしまって当然かも。

では、猫が外を眺めていたり、脱走する理由について考察してみます。

猫が窓の外を眺める理由

最初に書いてしまいますが、猫が外を眺める理由の中に「外に出たい」はありません。

猫が外を眺めているのは、好奇心からです。

「好奇心=外に出たい」ってことなんじゃないの?って思う方もいらっしゃるかと思いますが、そうではありません。

あくまでも安全な場所(縄張りの中)から、自分の好奇心を満たす物(動いている草木や虫、鳥など)を見て刺激を得るという猫の習性に過ぎないのです。

また、窓を縄張りの境界線と考え、縄張りの外から不振者が現われないかを監視しているという見方や、窓の外も縄張りの一部と考え自分の縄張りが荒らされていないか、同じく監視しているという見方なんかもあるようですよ。

個人的には前者の方が可能性は高い気がしますが、いずれにせよ猫は部屋の中を縄張りとしているので、外に行きたいとは思っていないのです。

実際、うちの愛猫モコミミも例に違わず窓から外を眺めるのは大好きですが、決して外に出ようとはしません(ベランダには出ますが)。

猫が脱走する理由

猫は基本的に縄張りの外には出たがりません。

そして、縄張りはあくまでも行動範囲内に作られますので、室内飼いの場合はその室内の中に縄張りを作ります

では何故に脱走する猫がいるのかというと、まずはよくあるアクシデントによる脱走ですね。

大きな物音に驚いたり、窓やベランダから転落してしまったり、地震などの災害が起こったり、といった不慮の出来事が起こりパニックに陥ってしまった時ですね。


そして、特にオス猫に多い(メス猫でもあり得る)のですが、子孫をより多く残すためにパートナーを求めて旅立つという猫の本能があり、発情期などは特に脱走したがる子がいるのです。

これについては避妊・去勢することで解決される場合が多いですね。

いやいや、待て待て、それこそ猫を自由にさせてやるべきだろうって方もいるかもしれませんが、ここまで読んでくれた方ならもうお分かりですよね?避妊・去勢していない猫が外に出るということがいかに危険なのか・・・。

そして、そのことで猫が繁殖してしまえば、無責任に野良猫を増やしてしまう結果となり、地域によっては問題にもなりかねません。そうして保健所が乗り出してくれば、その子たちは殺処分の対象となってしまうのです・・・。


ただ、長い間、外で暮らしていた野良猫を保護して室内で飼うという場合には、元々の縄張り(安心出来る場所)が外にあるのですから、流石に脱走したがってしまいます。

完全室内飼いでも猫は満足出来る

猫の室内飼い/モコミミ

危険が伴い寿命が縮んでしまうかもしれなくても、自由に行動出来た方が猫にとっては幸せだろうと考える方もいるかと思いますが、室内飼いであっても猫は幸せに過ごすことが出来るのです。

猫は広範囲を歩き回るような動物ではありませんし、猫と適度に遊んであげたり、上下運動や高い位置に居場所を作ってあげられるキャットタワーを設置したり、爪研ぎの設置等々、色々と工夫してあげれば、室内という限定的なスペースでも十分に満足してもらえます

つまり環境さえ整えることが出来れば、猫はストレスを感じずに安全な場所で過ごすことが出来るということです。

ただし、たとえ室内であっても、誤飲・誤食だったり、水が入った湯船、火の元、電気器具のコンセントやコードなど猫にとって危険となるものはありますので、事故防止の対策は取るようにしましょう。

また、一人暮らしだから猫に不自由をかけるだとか、留守番させてしまうようなことがあっても、猫は孤独に強い動物ですので、準備や対策を怠らなければ室内に残していても問題ありません

留守にする際の準備と対策とは、食事や飲み水、熱中症対策(室温調整)、猫にとって危険となる物の排除などになります。

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猫の室内におけるケージ飼いは有り?

猫の室内飼い/モコミミ

室内飼いともなると、猫は部屋の中で様々なイタズラを行ないます。壁で爪研ぎをしてしまったり、暴れて部屋の中をぐちゃぐちゃにしてくれたり。

一人暮らしで留守の多い方で猫の室内飼いをお考えの方なんかは、ケージで猫を飼いたいと思うかも知れませんね。

ケージ飼いはおすすめ出来ない

猫のケージ飼いが有りか無しかで言えば、ケージの中だけで猫を飼うというのであれば、個人的な意見も含めて無しです。

完全室内飼いであっても、行動範囲が狭い猫にとっては十分に満足してもらえると書きましたが、ケージ内だけというのは流石に狭すぎです。

ケージに猫を閉じ込めてしまうというのは、猫にとってストレスや運動不足、快適な場所を探すことが出来なくなってしまいます。

[ケージ飼いのデメリット]

  • ストレスが溜まる
  • 運動不足になり、肥満または骨の強度が弱体化する
  • 快適な場所に移動出来無い(設置場所によっては熱中症になる)

ケージ飼いがおすすめ出来ない最たる理由は、猫に与えるストレスが大きいということ。ケージに入れることで猫がストレスを感じた時には以下のような行動を取ることがあります。

[ケージ内でのストレスサイン]

  • 猫が鳴き続けている
  • ケージの一箇所を舐め続ける、または噛み続ける
  • 自分の尻尾を追いかける

一般的に猫がケージで過ごせる(我慢出来る)限界は、数時間程度(約5時間)と言われています。

日常的もしくは長時間留守にする時に、ケージの中に猫を閉じ込め続けるというのは、おすすめ出来ません。

室内にケージを設置するメリット

ただし、使い方によってはケージを設置するメリットは多くあります。つまりケースバイケースというわけです。

日頃からケージに慣れさせておくことで、猫にケージ内を自分にとって安全な場所だと認識してもらった上で、一時的なケージの使用であれば以下のようなメリットがあります。

[一時的にケージを使用するメリット]

  • 病気や怪我をして安静にしなければいけない時
  • 引っ越しなど環境が変わった時のストレスの軽減
  • 災害での非難時にケージへの耐性が出来る
  • 脱走の危険性がある時
  • 飼い主が猫に危険が及ぶ作業をしている時
  • 多頭飼いを始める時(新たに来た猫をケージへ)
  • 見知らぬ人が来たりした時に猫の避難場所になる
  • 短時間であれば留守にする時などの粗相対策や安全確保

うちにはケージはありませんし、うちの猫たちはケージの存在さえ知らないのですが、こうやって改めて書いてみると使い道は多く、ケージの必要性さえ感じますね。

ただ、使い方には注意が必要で、これはあくまでも猫をケージに慣れさせ、猫がケージを安全な場所だと認識、さらには設置するケージが猫に適している場合の話です。

室内でケージを使用する際の注意点

ケージを設置する際には、色々な工夫や注意が必要となります。

最も大切なのは、いかにして猫にストレスを感じさせず、ケージ内で快適に過ごして貰えるかですね。

室内でケージを使用する際の注意点や、猫に快適に過ごして貰う為の工夫は、以下のようになります。

  • 広くて上下運動の出来るケージを用意する
  • ケージ内に猫が生活出来る一式を揃える
  • 直射日光、エアコンが直接当たらないところに設置する
  • ゲージ内はいつも清潔に保つ
  • 必要性の無い時は、出入り口を開放しておく
  • 猫がケージに入っている時は構わない
  • 決して長時間ケージに閉じ込めてしまわない

適切なケージ選びや設置場所

ケージの中に猫が生活出来る一式(食事、水の容器、猫トイレ、猫ベッド、お気に入りのおもちゃ)が入るぐらいの広いスペースがあり、何よりもケージ内で上下運動が出来るような高さのある物にすると良いです。

ケージを設置する場所は、猫が落ち着けそうな静かな場所、そして熱中症になってしまう恐れがある為、直射日光の当たらない場所が良いでしょう。エアコンの風が直接当たるところもよくありません。

また、ケージ内はいつも清潔にしておくことも大切。トイレや水飲み場を設置している場合には、こまめにトイレを掃除したり、いつも新鮮な水を用意するようにしてあげましょう。

猫にケージに慣れてもらうことが絶対条件

その為にも、必要性の無い時は、出入り口は閉めてしまわず自由に出入りが出来るようにしておくこと。基本的にこの状態にしておくのがベストです。

ケージは閉じ込めるのではなく、あくまでも猫にとって一つの居場所となるように考えた方が良いかと思います。ゆえに強引に猫をケージに入れたりするのは御法度です。

ケージ内は安全な場所だと思ってもらえるように、猫がケージに入っている時に邪魔をしたり構ったりしないこと。ケージに入っていれば誰にも邪魔されない安全な場所だと、猫に感じてもらえるようにしましょう。

そうして、猫が自らケージの中に入り、くつろいでくれるような状況を作ってあげましょう。

ケージは必要に応じて上手く利用しよう

最初にも書きましたように、ケージ飼い、つまりケージの中でのみ猫が生活するような形はよくありません。

ケージは猫の居場所の一つと捉えて設置し、上記メリットのところで書いたような場合に限り、必要に応じて利用するようにしましょう。

病気や怪我で強制的にでも安静にして欲しい時、窓を開けて何か作業してて脱走してしまいそうな時、多頭飼いを始める時に慣れさせる為、ちょっと留守にするような時など、短時間であれば出入り口を閉めてしまっても構わないと思います。

重複となりますが、猫がケージで過ごせる限界は、数時間(5時間)程度であり半日もたないと言われています。

個体差はあるにしても、5時間以上、猫をケージに入れっぱなしにしてしまうようなことは、しないようにしてあげてくださいね。

長時間ケージにいれておかなければならないような状況の場合、一室を猫の為に用意してあげるだとか、知り合いに猫の様子を見に来てもらうだとか、ペットシッツターさんにお願いするだとか、他の策を講じるしかありません。

猫の室内飼いまとめ

猫を飼うにあたって、室内飼いにするべきか、外飼い(放し飼い)にするべきか、悩む方もいるかと思います。

少し前までは、猫を外飼い(放し飼い)している光景も多く見られましたが、最近では完全室内飼いが望ましいとされ、それも定着しつつあります。

実は環境省も猫の室内飼いを推奨しているのです。 猫は室内飼育-環境省(PDF)


猫は自由にすべき、閉じ込めるのは虐待などといった様々な考え方、元々が野良猫でどしても外に出たがってしまうから、先住猫が外飼いだからなど様々な理由、猫が外でも伸び伸び暮らせるような住んでいる地域の環境差などもあり、外飼い(放し飼い)を完全否定することは出来ません。

ちゃんと帰る家があり、食事も貰え、飼い主さんから愛されてもいて、野良猫と比べるまでもなく幸せなハズですからね。

ですが、猫が屋外で遭遇してしまう危険性を考え、愛猫と少しでも長く一緒に居られるように願うのであれば、個人的には室内飼い一択だと思っています。

それぞれの平均寿命の差が、すべてを物語っているのではないでしょうか?


元々外で暮らしていた野良猫を完全室内飼いつまり家猫にするのは、どうしても外に出たがったり、猫にもストレスがかかって鳴きわめいたり、粗相したりとかなり難しいし心を痛めることもあるかとは思います。

室内の環境をしっかりと整え、トイレの砂を工夫したり設置数を増やしたり、しばらくはケージをうまく活用したり、リードをつけて散歩する(リードを付けて庭やベランダに出す)などしながら、根気よく対応してみましょう。


自由奔放な性格の猫を室内に閉じ込めておくのはかわいそう?

いえいえ、そのようなことはこれっぽっちもありません。

猫が快適に暮らせる環境さえ整えてあげれば、人間が思うほど広範囲で活動しない猫にとって室内という限られたスペースでも十分、安全で快適な縄張りとなり、幸せに暮らすことが出来るのです。


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