こんにちは!レウです。
お恥ずかしながら?うちの愛猫モコとミミは、箱入りも箱入り。
病院以外では一切外に出していませんし、あちこち一緒に移動することもありません。
病院へ行く10分ぐらいだって大騒ぎ、帰りは毛に埋もれるぐらい顔を引っ込めて怯えますので、とてもとても・・・。
長距離の移動なんてもってのほか・・・なるべくそういう状況にならないようにしています。
ですが、どうしても一緒に移動しなきゃいけない状況は出て来てしまうものです。
長距離になりがちな引っ越しであったり、長期間の帰省(旅行)であったり、そして災害が起こった時には一緒に避難しなきゃならなくなる。
それらは誰にでもあり得ることで、突然そういう状況になってしまうことだってあります。
いざ猫と一緒に長距離(長時間)の移動をしようとすると、何かと心配に思うことって、たくさんありますよね。
猫は長時間の移動でストレスを感じる?
長距離・長時間移動する時はどんな準備や注意をすればいいの?
猫と長距離の移動をするにはどういう手段があるの?
今回はそういった猫と一緒に長距離・長時間移動するにあたって、猫に与えるストレス、準備するもの、各種移動手段のメリットデメリットや事前準備、注意点などを書いて見ようかと思います。
長時間移動における猫のストレス
どのような移動手段を用いようとも、はっきり言って猫のストレスは半端無いです。
完全室内飼いで家からあまり外に出たことがない、乗り物に乗ったことがない猫であれば尚更。
狭いキャリーやケージ内にずっと入っていなくてはならないのも、自由気ままに動きたい、新しいモノは確認しておきたいっていう猫にとっては、ストレスでしかありません。
また、大きな音や話し声、振動、人目にさらされるだけでもストレスを感じるでしょう。
そもそも“猫は家につく”と言われるだけに、自分のテリトリーから遠ざけられること自体が我慢のならないこと。
正直言うと、長距離・長時間の移動はあまりおすすめ出来ません。
旅行など数日程度であれば、猫にはお留守番してもらったり別の方法を選択した方が、実は猫にとっては大変有り難いことなのです。
ただ、数週間、数ヶ月間、はたまた引っ越しとなれば話は別ですからね。
猫のストレスは承知で、なんとかして安全に、そして無事に目的地まで連れて行くことを考えねばなりません。
実際に猫と長距離・長距離移動をしたよ!という話はよく耳にします。
おおよそ5時間~10時間ぐらいの間での移動を行なった方が多かったかな、中には15時間という方もいました(汗)
また、移動中ひたすら鳴き続ける猫、最初は鳴き続けていたけどしばらくすると慣れておとなしくなる猫、最初からどっしり構えて何事もないようにしている猫、といった感じで個体差や慣れというのはあるようです。
それでもやはりストレスは感じているハズなので、少しでもストレスを軽減する工夫や準備はしっかりと行なった方が良いですね。
長距離移動する時の準備
まずは移動手段(自家用車・タクシー・バス・電車・新幹線・フェリー・飛行機・専門業者)の選定。
距離やルートによっては複数の手段を使う場合もあろうかと思いますが、ここでの“準備”とはその移動手段全てに共通するものとなります。
次に行なうべきは、移動ルートのポイント毎に近くにある動物病院を、念の為に探しておくこと。
そうすることで、移動中に猫が急に体調を崩してしまった時にも、慌てず迅速に行動出来ますし、ちょっとだけ安心感も得られます。
爪は切っておいた方が良いです。
キャリーの中で暴れたりすると、キャリーの破損または爪が引っかかって猫自身が怪我をしてしまうおそれがありますので、やれることはやっておきましょう。
長距離・長時間移動に持参した方が良いアイテムは以下の通り。
- キャリーorケージ
- ハーネスorリード
- 猫トイレ:ポータブルトイレorキャリー内に敷くトイレシート
- キャットフード:移動中は軽めの食事、短時間なら与えない方がよい
- おやつ:あくまでも落ち着かせる為に
- 水(容器もね):ミネラルウォーターはダメ!
- ウェットシート:粗相した時やキャリーを拭く
- お気に入りの毛布:落ち着かせるのに良い、また目隠しにもなる
- お気に入りのおもちゃ:落ち着かせる為
- 酔い止め:酔い易い猫の場合、獣医さんに相談の上で使用しましょう
- 保冷剤:夏場には熱中症対策に
まず必ず必要になるのが、キャリーやケージですね。
布製だとかのソフトタイプ、プラスチックなどハードタイプと色々ありますが、それぞれ規定のサイズとかもあるので、選び方は移動手段に合わせるのが一番良いと思いますね。
車などでも少しスペースの取れる状況であれば、猫も幾分快適に過ごせるのではないかというキャリーもあります。
ソフトタイプではあるものの、災害を想定して設計され強度と広さを兼ね備えていますし、側面を開くと簡易ケージにもなり、そこにトイレシートなどを敷け、吸水口も備わっているので、ちょっと快適な居住空間が完成するという多機能キャリーです。
少々お高いのですが口コミも良く、目隠し出来る大きな布も付いていますし、“手提げ、ショルダー、リュックサック、前向き抱っこ”できる4WAY仕様でもあるので、災害時も含めて様々な場面で活躍してくれるます↓
キャリーやケージは、日頃から部屋に設置しておくなどして、事前に慣れさせておきましょう。
また、どの移動手段であれ、猫はキャリーやケージに入っていてもらい、移動中は絶対に外に出してはいけません。
キャリーに入れられていると鳴き叫ぶ猫もいますので、出してあげたくなる気持ちは分りますが、それに負けてはいけません。
猫はパニックを起こすと予想出来ない動きをしますので、脱走してしまう危険もあるし、車を運転中などは運転席やその下に入り込まれるととても危険、また自家用車以外だと、ほとんどの場合外に出すことは禁じられています。
「どうしても外に出してあげたい!」って思うのであれば、面倒でも必ずハーネスorリードを装着するようにしましょう。
トイレを我慢させるのは良くないので、トイレも準備してあげましょう。
トイレは、キャリーに置くまたはトイレシートを敷いてやるパターンと、ポータブル猫トイレを使うパターンとがあるかな。
これも移動手段によって変わって来ますね。
ポータブル猫トイレを使う際には、キャリーから猫を出す必要があるので、休憩時にするかハーネスやリードを着けてからにしましょう。
車以外の手段で移動している場合は、なかなかそうもいきませんが・・・。
一番良いのはキャリー内に常時敷いて(置いて)あげて、用を足したら取り替えてあげる形ですかね。
ちなみに、猫と長距離移動した方の体験談の中には、おしっこしないように前の晩から絶飲させたとおっしゃっている方もいました。
食事に関しては、車でも電車でも、酔ってしまったり、鳴き続けることで嘔吐してしまう場合があるので、移動中は出来る限り食事させない方が良いでしょう。
また、出発の数時間前までには、食事を済ませておきましょう。
とは言え、10時間以上かかってしまうような場合には、与えないというのもどうかと思うので、あまりに長時間という場合は大丈夫そうなら少量。
おやつも同様なのですが、おやつを食べることで猫が落ち着いてくれるなら、これまた少量なら与えてみても良いのかと。
ですが、基本的には胃を空にしておいた方が良いとのことです。
水は「途中で買えばいいや!」とコンビニ等で購入したミネラルウォーターを与えがちですが、猫にミネラルオォーターを与えるのは良くありませんので、購入する場合は軟水でミネラル含有量の少ない水、または事前にご自身で用意していく方が良いかと思います。
塩素消毒されている水道水であれば雑菌の繁殖も少なく1日ぐらいは余裕ですので、ペットボトルに入れて持っていくと良いですね。
水道水に抵抗があるのなら、浄水、ろ過してくれるものもありますので、探してみると良いでしょう。
まぁ体験談などを見ていると、緊張であまり水は飲んでくれないようですが・・・。
ウェットシートは、人間でもそうですが、色々なところで活躍してくれますもんね。
移動中に猫が粗相・嘔吐したり、キャリーを汚してしまった時に綺麗に拭いてあげることが出来ます。
お気に入りの毛布やおもちゃは、自分の匂いがついているものがあると落ち着く猫もいますので、キャリーの中にいれておいてあげると良いですね。
毛布は、キャリーに被せたりして目隠しにもなります。
猫は人目や人混み、差し込むライトとかによってもストレスを感じる場合があるので、猫の視界を遮るのは有効な手段です。
公共交通機関を使う場合には、人に見られるのを避けるという役割を持たせることも出来ますね。
鎮静剤はキツいので使わない方が良いですが、酔い止めに関しては、猫が酔いやすいのであれば、獣医さんに相談の上で使用するのは有りです。
冬場の寒さは毛布などがあれば、猫は自分なりに暖まるので耐えられますが、汗のかけない猫は夏場の暑さに弱いですし、キャリーの中は熱が籠もってしまいますので、夏場は熱中症対策に保冷剤などを準備しておくと良いでしょう。
長距離移動手段のメリット・デメリットと注意点
まずは猫と長距離・長時間移動を行なう手段です。
車、電車、飛行機など色々とありますが、それぞれメリットとデメリット、事前に準備すること、注意事項をまとめてみました。
事前準備に関しては上に記載した“長距離移動する時の準備”と併せて参考にしてください。
自家用車
料金 | - | ケージ | 必ずキャリーやケージに入れる |
---|---|---|---|
メリット |
| ||
デメリット |
| ||
事前準備 |
| ||
注意点 |
|
猫との長距離移動における手段の中で一番良いと思われるのは自家用車ですね。
猫と一緒にいられるし、自身の判断で休憩したり、もしも猫に異変が起こった時にも対応しやすい。
事前に十分な準備、そして走行中に注意してあげれば、なんとか長距離・長時間移動にも耐えてもらえるかと思います。
外や車に慣れていない猫の場合は、まずはキャリーやケージに慣れさせるところからはじめて、15分や30分といった短時間のドライブで徐々に車にも慣れさせていくと良いでしょう。
車に乗せている間、鳴き続ける猫もいるかもしれませんが、特に走行中はキャリーやケージから決して外に出してはいけません。
窓から外に飛び出されたら最悪ですし、パニックを起こして運転席やその下のペダルの方に行ってしまうと大変危険です。
外に出すのであれば休憩中、その場合もリードやハーネスを必ず装着しましょう。
また、バランス感覚が優れている猫ですが、人間と同じように車酔いを起こします。
対策としては、出発前(5時間ぐらい)の食事は控える、乱暴な運転はしないこと、脱走に注意し窓をちょっぴり開けて空気の流れを作る、こまめに休憩し、声かけ・水分補給を行なう、また事前に動物病院の先生と相談の上、酔い止めを飲ませるのも良いでしょう。
車酔いしやすい猫の場合、短時間だったりそれほど長時間ではないドライブであれば、水分補給も控えた方が良いかもしれません。
タクシー
料金 | - | ケージ | キャリー・ケージに入れることが条件 |
---|---|---|---|
メリット |
| ||
デメリット |
| ||
事前準備 |
| ||
注意点 |
|
猫を連れてタクシーに乗車する場合、キャリーやケージに入れることが絶対条件となり、そこから外へは出さない。
シートなどを汚したり、爪で破いたりしてしまった場合は、クリーニング代など別料金を請求される可能性があります。
長距離移動で長時間になる場合は、キャリーやケージの中に猫のトイレシートなどを敷いてあげると良いですね。
また、猫と一緒にタクシーに乗ろうと思う場合は、事前に猫を乗せても大丈夫かどうか、タクシー会社や運転手さんにも確認した方が無難。
けっこう運転手さんの判断に委ねられていたりもしますので。
知らなかったのですが、ペットタクシーなるものもあるようです。
ペットタクシーならば、もちろん運転手さんも動物に詳しく慣れている方が選任されているので嫌な顔ひとつしませんし、キャリーやケージがなくてもちゃんと備え付けられています。
まだ全国展開とまではいってないかもしれませんが、お近くにそういったサービスがあるか探してみると良いかもしれませんよ。
もしあるのなら、普通に炊くしーを使うよりもペットタクシーを使った方が断然良いと思います。
これは長距離・長時間移動ではなくても、病院などに連れて行く際にも、他に移動手段の無い方なんかには役に立ってくれそうですね。
バス
料金 | - | ケージ | キャリー・ケージに入れることが条件 |
---|---|---|---|
メリット |
| ||
デメリット |
| ||
事前準備 |
| ||
注意点 |
|
路線バスを使っての長距離移動はあまり無いかもしれませんし、バスを使うぐらいならタクシーを使った方が良い気もします。
それでも「使わなければ病院に行けないんだ!けっこうな頻度で通ってるからバスの方が経済的なんだ!」って方もいるかもしれません。
路線バスだと、雑音、振動、そして人混みと、猫にとってはストレスですし、猫を連れて乗車する人間側も色々なことに気配りせねばならず大変。
事前に調べて、なるべく人の少ない時間帯を選んで乗車するようにしましょう。
朝夕の通勤時間帯、特にラッシュタイムは避けた方が良いでしょう。
乗車中、キャリーは足下に置くか、空いていれば膝上がベター、立つ場合には足下に置き両足で保護するように挟む。
降車する際に心配であれば出口付近に陣取った方が降りやすいかと思います。
キャリーに関しては、なるべく猫が人の目に触れない物、そして混雑時を考えてある程度は強度のあるキャリーにした方が良いですね。
ちなみに、高速バスやツアーバスは、基本的に猫を持ち込むことは出来ません。
貸切バスは、バス会社にも寄りますので、一度バス会社に確認してみましょう。
電車
料金 | キャリー1個につき280円 | ケージ | 縦・横・高さの合計が90cm、長さが最大70cm、重さ10kg以内 |
---|---|---|---|
メリット |
| ||
デメリット |
| ||
事前準備 |
| ||
注意点 |
|
上の表の料金やケージについてはJRグループのものです。
他の鉄道では無料だったり料金が異なっていたり、規定のキャリーサイズなども変わって来ますので、ご利用になる鉄道を調べるようにしてくださいね。
電車での移動もバスと同じように、人混みの中に猫を連れて行く形となるので、猫へのストレスや他のお客さんへの気配りはしっかりと行ないましょう。
長距離移動ともなると、乗り換えなどもあるだろうから尚のことです。
猫が嫌いな人も居ますし、電車の場合は乗務員の目が行き届かないので、他のお客さんからのクレームも起こりやすい、文句を言われやすいです。
そうなると猫も可哀想ですし、自分(飼い主)自身も嫌な気持ちになってしまいます。
バスと同様に空いている時間帯を選ぶのはもちろん、猫が人目に触れないようなキャリーまたは工夫、脱走への注意、座席にキャリーを乗せるようなことはせず、足下に置くか人が少なければ膝の上に乗せる、粗相などもありますので、キャリーの中にトイレシートを敷いてあげると良いですね。
あまりにも鳴いてしまう場合には一度電車を降りて、猫が落ち着いてから再度乗車する・・・というか、どうしても鳴いてしまう猫なんかは電車に乗せない方が良いかもしれません(それは他の公共交通機関も一緒だけど)。
新幹線
料金 | キャリー1個につき280円 | ケージ | 縦・横・高さの合計が90cm、長さが最大70cm、重さ10kg以内 |
---|---|---|---|
メリット |
| ||
デメリット |
| ||
事前準備 |
| ||
注意点 |
|
車のように渋滞に巻き込まれる事も無く、遠距離の目的地に早く着けるという意味では新幹線が適しています。
バスや電車とは違い振動も少なく乗り心地は良い方かな。
ですが、それは新幹線に乗っている時間の話であって、実際は新幹線に乗るまでに車、バスや電車などを使い、また人混みの中を歩くことも多く、そのそれぞれが猫への負担となってしまう場合があります。
そしてまた新幹線も、路線バスや電車同様に周囲へ気配りをする必要が出て来ます。
猫があまりにも鳴いてしまう場合はデッキに移動して猫が落ち着くのを待ちましょう。
ただ、猫に異変が生じた場合は、途中で新幹線を降りることは出来ないので、すぐに対処してあげることが出来ないことは頭に入れておいた方が良いと思います。
指定席については、猫の分も取りたくもなるものですが、残念ながらそれは不可能ですし、禁止されています。
1人で複数枚の座席指定券は購入出来ませんし、他人の名前で購入しても使うことが出来ない規定となっています。
少しでも負担を減らしたいのであれば、一番前の席、そして窓側の席を取りましょう。
一番前の席は足下が広くなっていますしデッキにも近い、前に人が居ないだけでも他のお客さんへの気配りという面で気持ち楽になります。
窓際であれば、足下にキャリーを置いていても、となりのお客さんがトイレに立つ時などに邪魔にならないで済みます。
また、基本的にはキャリーは足下に置く方が良いですが、お客さんが居ない場合には、膝の上にキャリーを置いてやると猫も安心するかな。
フェリー
料金 | 運行会社やサービスによって異なる | ケージ | - |
---|---|---|---|
メリット |
| ||
デメリット |
| ||
事前準備 |
| ||
注意点 |
|
車で海を渡る際、目的地によってはどうしても使う必要が出てくるフェリー。
最近はペットへのサービスも充実してきているようです。
犬と一緒に過ごせる部屋まであったりしますからね。
ですが、それは犬に限られ、現時点では犬以外の動物は、ほとんどが車内やペットルームのケージの中っていう・・・。
車内保管となった場合は、短時間なら良いですが長時間ともなると、エンジンも切ることになり空調も使えないので、真夏や真冬、特に夏場は熱中症になる可能性もあり、厳しい状況になってしまいます。
とにかく、ご利用になられるフェリーの運航会社へ問い合わせるのが第一となりますね。
長時間乗るのに車内保管となった場合には、フェリーの使用を考え直す必要もあるのかと思います。
最近は猫の人気も高まっているので、各社もっと対策を練ってくれると良いのですが・・・。
飛行機
料金 | 国内線3,000~6,000円 | ケージ | 各航空会社規定に準じる自身で用意したケージまたは貸し出し用ケージ |
---|---|---|---|
メリット |
| ||
デメリット |
| ||
事前準備 |
| ||
注意点 |
|
飛行機での移動はとにかく色々と準備が大変。
国内線でも、同意書を書いたり、ワクチンをしていなければならなかったりと、早い内から準備しなければなりません。
国際線ともなると、行き先によっても必要書類は変わって来ますし、マイクロチップや狂犬病などの予防接種も義務づけられているので、半年ぐらい前から準備する必要があります。
ケージに関しても、ご自身で用意するのであれば、各航空会社の規定に準じた上で、頑丈で強度に優れたものでなければなりません。
とにかく、航空会社や検疫所、はたまた大使館など、ネットで調べたり問い合わせたり、事前にしっかりと確認しておきましょう。
猫にとって飛行機は他のどの移動手段よりもハードルの高いもの、そして危険なものとなります。
各航空会社がペットに関しても色々と取り組みつつあるものの、やはり貨物として扱われ貨物室で他の荷物や、犬など他の動物と一緒に運ばれるというのは、飼い主にとっても不安でしかありません。
作業する人が雑な人だと、犬などの他の動物と愛猫が向かい合って置かれる場合だってありますからね。
また、ペットの脱走やロスト、または死亡事故なんかもあるって話なら尚更です。
どうしても利用しなければならない状況でなければ、時間がかかったとしても、なるべく利用しないで済む方法を選んだ方が良いのかもしれません。
ただ、やっぱり海外へ行かれる場合はそうもいきません。
そういった場合、海外の航空会社には、猫を機内へ持ち込める会社もあるようなので、事前に探しておくと良いかもしれませんね。
ちなみに国内の航空会社では現在のところ一貫して貨物室となってしまいます。
専門業者
料金 | 相場:40,000~60,000(東京→大阪) | ケージ | - |
---|---|---|---|
メリット |
| ||
デメリット |
| ||
事前準備 |
| ||
注意点 |
|
ご自身で猫と長距離間の移動をするのが困難な場合には、ペット輸送専門の業者さんに頼むという手もあるようです。
タクシーのところで書いたペットタクシーなども一緒にやられている所が多い模様。
動物を物(貨物)として扱うのではなく、ちゃんと生き物として扱ってくれ大事に届けてくれるので安心感が得られます。
ただし、費用はかなり高い・・・。
移動距離、直行で依頼するか空輸を併用するかでも、かかる費用はまた違って来ますので、お金に余裕があればってところかな。
ちなみに空輸する場合は先ほど飛行機のところで書いたのと同じようなリスクが伴うことも頭に入れておいた方が良いですね。
また、しっかりと業者選びをしないといけません。
結局ペットを貨物として煩雑に扱うような良くない業者もありますので、口コミなども含めてしっかりと調べた方が良いでしょう。
そういった意味では、費用よりも実績や信頼を重視して選びましょう。
補償や保険なども含めてサービスも各業者によって違って来ますので比較もしましょう。
どうせ高いお金を払うのですから、そこはしっかりと時間をかけて行う方が良いです。
ペット専門にしている業者以外にも、引っ越しする場合に限りますが、引っ越し業者がオプションでペットを運んでくれるところもあります。
ただ、引っ越し業者からペット専門にしてる業者へ依頼する形となるところも多く、さらに費用がかさむ結果となってしまうので・・・う~ん。
それならば自身で業者を選んだ方が安心って話なので・・・。
引っ越し業者にお願いするのしても独自のペット輸送ルートを持っているところを探した方が良いかと思います。
猫と長距離・長時間移動について、考察とまとめ
猫と一緒の長距離・長時間の移動手段としては、車が一番適しているのかなと感じました。
ある程度自由が利くのと、あまり人目に触れない、という点は大きいですね。
飛行機やフェリーといったものは、どうしてもそれしか方法が無いという時以外は、正直あまり使いたくないかな。
猫が飼い主と離れて誰も居ないところへ押し込められたり、車に残されたりするのは・・・やはり心配に思いますからね。
なるべくなら、猫と一緒に長距離・長時間の移動はしないに限ります。
慣れや個体差があったとしても、本当は自分のテリトリー(自宅)で自由気ままに過ごしていたいのが猫ってもんですから。
どのような移動手段を用いようとも、猫のストレスや負担はかなりのもの。
やむを得ず長距離・長時間移動するにしても、そのことだけは常に頭に入れておいてあげてください。
そして、なるべく猫にストレスや負担のかからない工夫をして、出来るだけ安全に目的地まで連れて行ける方法を選んであげてくださいね。
コメント