【猫の語源】猫と呼ばれるようになった由来は?猫という漢字の由来は?

なにゆえ自分が猫と呼ばれるのかを聞きい体の愛猫ミミ

こんにちは!レウです。

愛すべき自由気ままでモフモフな二足歩行生物のことを、当たり前のように「猫」とよんでいる我々ですが、なぜ「猫」と呼ばれるようになったのか、なぜそんな漢字になったのか・・・。

ちょっと疑問に思ったことはないでしょうか?・・・あんまないかww

でも、一度気になったら調べなくては気が済まないので、今回は猫の語源、そう呼ばれるようになった由来、そして猫という漢字が出来た由来について、どのようなものがあるのか調べてみました。

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猫はよく寝てるから「寝る子」が語源?

よく寝ると言われて、自分は寝てないと反抗している体の愛猫モコ

これが「猫」の語源として最もよく言われている説ですね。

その由来としては、猫は夜行性で昼間はほとんど寝ているので、その様子から「寝る子」または → 「寝子」 → 「猫」または「寝」+「好む」=「猫」になったという。

いやまぁほんとに猫はよく寝ますからね。

子猫で平均19時間、成猫で平均14時間、と猫の睡眠時間は人間の約2倍と言われていますww

ただ、それはただ怠けているわけではなく、夜に狩りを行うために体力を温存している、つまりは生存本能から寝ているわけですwwまた寝て~っと言わずにそう思って見守ってあげましょう。

とは言うものの、猫が寝ている時に近づくと気付かれることも多いのではないでしょうか?

実際は深い眠りに入っている時間は短く(30%)て、ほとんどが浅い眠りの状態(80%)だそうです。つまり14時間寝たとしてもしっかり寝ているのは3時間ぐらい・・・いやん、寝不足!もっとちゃんと寝て!!

ちなみにうちのモコミミは夜もグーグーですが・・・(苦笑)

・・・おっと、このまま書き続けると、猫が寝ることに対する記事になってしまうので、またいつの日か「猫の睡眠」については書くことにして、この辺で話を戻して次に行きましょうww

【猫の睡眠】睡眠時間は長いが熟睡してない?良質な眠りは長生きの秘訣
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猫の語源は「ねこま」?

猫の語源のひとつ「ねこま」をさっそく取り入れいている体の愛猫モコ

平安時代の漢和辞書『和名抄』にて、猫のことは「禰古万(ねこま)」と表現されていたことで、その「ねこま」が猫の語源だとされる説です。

でも、その「ねこま」自体にも色々とありまして・・・それぞれの説は以下のようになっています。

  • 「寝子」に獣の意味を表す「ま」がついて「ねこま」とされる説。
  • よく寝る小動物(「魔」=獣)として表現された「寝小魔」という説。
  • 「ね」が鳴き声で、「こ」が親しみの接尾語として用いられた説。
  • 「寝熊(くま・こま)」から来ている説。
  • ネコは鼠から畑を守ってくれる神様という意味で「ね」が鼠で、「こま」が神、から来ているという説。

「ねこま」が猫を表現する言葉であるのは確かなものの、その由来は定かでは無いようですねぇ。

それでもやっぱり寝る系の説が多いようにも感じますがww

猫の語源はネズミが好き?が由来?

ネズミのおもちゃを取り出そうとしている愛猫ミミ

トムとジェリーにもありますように(そこ!?)、猫はネズミを追いかけ、捕食または子猫に与える習性があるのは皆さんよくご存知だと思います。

とは言うものの、実際にその現場に遭遇したって人は少ないかもですね。

現代猫(室内猫)は食事を与えられていたり、周囲にネズミが居なかったりで、あまりそういったこともなくなりましたからww

でも、目の前にネズミが現われたなら、きっと猫たちは玩具で遊ぶかのように追いかけるでのしょうねww悲しい?性ですww

そもそも世界各国で人間が猫と暮らすようになったのは、ネズミ駆除を目的とされてのことです。

そういったところから、日本では江戸時代の書物において、猫が「鼠(ね)」を「好む(こ)」から「猫」となったと記されていたことが由来ともされているようですよ。

また、猫がネズミ(鼠)に出会うと軽々しく機敏に働くことから「鼠」+「軽(カロ)」で「ネカロ」となって、そこから「ネコ」となったという説もあるようです。

猫の鳴き声が由来?

鳴き声が猫の由来だと聞いて吠えてみる体の愛猫モコ

今の時代、猫の鳴き声と言えば「にゃーにゃー」ですが、これまた平安時代の有名な『源氏物語』では、猫の鳴き声が「ねうねう」と表現されています。

にゃんこスターでお馴染み(今度そこ!?)の「にゃんこ」や「わんこ」、あと最近よく見る「ぬこ」とかと同様の表現で、当時も小さいものや親しみを感じるものなどの意味として語尾に「子」をつけることがあったとのこと。

で、それらが合わさった形、「ねうねう」の「ね」と「子」が合わさって「猫」となったというような説もあるようですな。

もしこの説が本当なら、今も昔も変わらないんだなぁってなんだか親しみを感じますねww

・・・いつか「猫」が正式に「ぬこ」と呼ばれる日も来るのかも!?

【猫の鳴き声】猫が鳴く理由や意味と気持ち…うるさい時のしつけ方
猫が鳴く理由、鳴き声や鳴き方から推測される意味や猫の気持ち、猫の鳴き声がおかしい時、鳴き声がうるさいと感じる場合のしつけ方、英語など世界の言語による鳴き声の表現、うちの愛猫モコミミの奇声などなど、猫の鳴き声について色々と書いてみました。

「猫」という漢字の由来は?

猫の漢字の由来が狸と聞いて憤慨している体の愛猫モコ

最後になりますが、語源というわけではなく、「猫」という漢字が出来た由来についてです。

「猫」という漢字は、「犭(けものへん)」に「苗」となっていますが、そうなった由来もいくつかあるようです。

  • ネコの体が「苗」のように細くてしなやかな「獣(犭)」=「猫」
  • ネコが「ミャオ=ナエ(苗)」と鳴く「獣(犭)」=「猫」
  • ネコは鼠から「苗」を守る「獣(犭)」=「猫」

ちなみに、中国でも今は「猫」という漢字が使われているようですが、これは日本から逆輸入されたもので、もともと猫のことは「狸」と書いていたそうですよww

まぁ可愛い狸みたいな猫もいますからね実際ww・・・ドラえもんとかね(最後にそこ!?)

なので「猫」という漢字は日本産の漢字ということになります。

日本にとっては新たな漢字が作られるほど「猫」は生活に欠かせない、もしくは愛されてきた動物なのかもしれませんね♪

猫の語源・由来について、考察とまとめ

愛猫モコの寝方がおかしい事に気付いた愛猫ミミ

こんな感じで「猫」の語源や由来について書いて見ました。

って言うか、猫という漢字が日本産だというのが、なんだかちょっと嬉しく思っていたりww

ちょっと調べてみただけでも色々出て来て面白いですよね♪

きっと深く調べればまだまだ面白い由来が出てくるのでしょうww

結局のところ真相は不明ですが・・・。

皆さんそれぞれで、これだ!って思うモノはありましたでしょうか?

僕としては、うちのモコミミを見る限り「寝る子」がいいなぁって思っていたりしますがww

これを書いているテーブルの下(炬燵の中)では、今まさに二匹揃ってグーグーですからね~(苦笑)

【猫とこたつ】危険はない?酸欠、低温やけど、脱水症状などに注意!
こたつと猫は切っても切れない関係。愛猫モコミミも冬には例外なくこたつに入り浸っていますwwですが、こたつに全身が入り込んでしまう猫にとっては酸欠、低温火傷、脱水症状など危険も潜んでいます。そういったことに注意しつつ快適に過ごしましょう。

猫雑学
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この記事を書いた人
レウ

35年間猫と暮らし、今現在2匹の猫と暮らす猫バカ。地図会社、印刷会社、システム会社を経て、物作りの楽しさを知りブログを書き始める。猫を長生きさせることを目標とし猫ブログを立ち上げ、愛猫たちの出来事、猫に関する役立つ情報など、経験した事も交えながら、飼い主目線で記事を書いてます。猫以外では映画やゲームが好きなインドア派。

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