ANFは、ADVANCE:先進、NUTRITION:栄養学、FORMURA:製法の略、つまりは最新の栄養学に基づいた製法で作られたキャットフードという意味となります。
テキサス州の豊かな自然をいかして、高品質な食材を、新鮮なまま調理、高品質な鶏肉や魚、卵をたんぱく源とし、栄養バランスのよいレシピであり、消化吸収もよく、嗜好性の高キャットフードであるとのことです。
ANFキャットフードには、スタンダードとなる「タミアミ」には、離乳期から9〜12カ月までの子猫および、妊娠授乳期の母猫に最適な「キトン」、一般成猫用バランス食の「アダルト」、肥満体質の成猫および運動量の少ない高齢猫用バランス栄養食の「シニア」の3ランナップからなります。
当ブログでは、ANFキャットフードの標準となる「タミアミ アダルト」を取り上げます。
それでは、そんなANF タミアミ アダルトの詳細データや口コミを見ていきましょう。
※キャットフードは毎日の食事によって必要な栄養を補給し、猫の健康を維持するものであり、疾病の治療や予防を目的とする効能効果を期待するものではありません。
ANF タミアミ アダルトの詳細データ
ANF タミアミ アダルト | 価格(税込) | 500g / 約935円、1.5kg / 約2,640円、7.5kg / 約8,470円 |
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生産国 | アメリカ | |
メイン食材 | 鶏肉粉 | |
穀物 | ひき割り玄米 | |
酸化防止剤 | 不使用 | |
着色料・保存料 | 不使用 | |
対応年齢 | 成猫(1歳以上) | |
原材料 | 鶏肉粉、ひき割り玄米、鶏脂肪、ビートパルプ、ひき割りオーツ麦、乾燥卵製品、魚粉、 醸造用酵母、天然香料、レシチン、魚油、塩、炭酸カルシウム、塩化カリウム、L-リジン、 DL-メチオニン、タウリン、ユッカエキス、硫酸鉄、パントテン酸カルシウム、硫酸亜鉛、 ビタミンE、硫酸マンガン、ナイアシン、硫酸銅、ビオチン、硝酸チアミン、ビタミンA、 塩酸ピリドキシン、リボフラビン、ビタミンB12、アスコルビン酸、ビタミンD3、葉酸、 ヨウ素酸カルシウム、メナジオン亜硫酸水素ナトリウム、亜セレン酸ナトリウム、 酸化防止剤(ミックストコフェロール、アスコルビン酸パルミチン酸エステル) | |
成分 | たんぱく質32%以上、粗脂肪20%以上、粗繊維3.0%以下、粗灰分6.5%以下、 水分10.0%以下 | |
カロリー | 381.7kcal/100g | |
粒 | 約8mm | |
賞味期限 | 開封後:1ヶ月 |
ANF タミアミ アダルトの給与量 | 体重 | 一日の給与量 |
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1~3kg | 21~42g |
3~6kg | 42~77g |
6~9kg | 77~112g |
※個体差があり、年齢・環境などに応じて、適切な給与量は異なりますので、あくまでも目安に。
※キャットフード切り替え時は、旧90%:新10%から始めて10日ほどかけて徐々に切り替えましょう。
- 鶏、魚、卵をタンパク源としバランス良く配合され健康維持サポート。
- 数値は非表記だが低マグネシウムで尿路結石へは配慮されているとのこと。
- ビタミンとミネラルがバランス良く配合されている。
- 消臭作用のある植物ユッカエキスが配合され便臭が抑えられる。
- 無添加・無着色
- 新鮮な肉や魚ではなく鶏肉粉が使われている。
- 栄養価がほとんどなく、かさ増しの可能性があるビートパルプは便秘に注意。
- 過剰に摂取すると心臓や腎臓に負担のある塩が含まれている。
- ひき割り玄米は比較的安全ではあるものの穀物が使用されている。
タンパク質、ミネラルやビタミンといった栄養素のバランスも良く、4Dミートなど危険な副産物も含まれておらず、無添加・無着色、大きな特徴はないものの栄養と安全性は確保されていると思われるキャットフードのANF タミアミ アダルト。
穀物が使用されグレインフリーとはならないものの、ひき割り玄米は白米よりも糖分が低く、トウモロコシや小麦などよりもアレルギーの危険性も低いので、そこまで気にする必要はないほぼグレインフリーのように感じますね。
第2原材料にひき割り玄米、第3原材料にビートパルプが表記されている為、その割合が多くなっていることが少々気になるところで、特にビートパルプは良い方向に作用されれば良いですが、便秘のしやすい猫には注意が必要になるかもしれません。
また、含まれるナトリウムの値が表記されていないので、原材料に含まれる塩がどのように影響してくるかも心配要素の一つでしょうか。
まったく必要がないというワケではないのですし、水を飲むようにさせるためってのもありますが、猫にとって塩分の過剰摂取は心臓や腎臓によくないですので・・・。
っていうか、ユーザーが知りたいであろう成分や割合に関しては、メーカーに問い合わせなくとも分かるように記載しておいてほしいですよねぇ。
ANF タミアミ アダルトの口コミ評判
※良い口コミに関しては、治療や予防の効果があるような誤解を招かないよう一部表現を和らげていますこと、ご了承ください。
3匹中3匹の一番のお気に入りのようで食べるのをためらったり、他のものをねだったりは見られません。購入のきっかけは3匹のうち1匹がお姫様で、良くも悪くも食べ方が上品で下手くそ。小さい粒のものだと舐め回すだけで飲み込めない、飲めても丸呑みで吐きやすくなる状態でした。
このANFだと粒が大きいのと、三角という舐めにくい形状なので噛まざるを得ないらしく、また本人も味や歯ざわりを気に入ったようでよく食べ、健康的な体型と毛艶が維持されています。
猫によってこの大きさのものは恐らく好みが分かれると思いますが、うちの子のように舐め回すだけ、丸呑みで吐きやすい、という子がいる方は一考してみてもよいかもしれません。
また書かれている方がいらっしゃいましたが、フード自体の匂いも他のものに比べて少なく臭くもないです。他のもの、と言うのがあまりにも匂いがキツすぎたのかもしれませんが・・・。
いつもあげてるフードCNがサルモネラ菌でリコールになったので、以前の定番のこれを主にあげてます。CNをやってた時より猫がふわふわな気がします。
思い返せば曖昧な記憶ですがCNをやり始めてからフケが出るようになったような・・・・・こちらの方がうちの子の体質に合ってるのかも。プレミアムフードの中では安いけど、過去にリコールとかもないようですし、おすすめです。
以前調べたところ、アメリカではなかなか評判の良いフードだということでローテーションに加えています。
うちの猫は一般的な小粒のものだとガツガツ丸飲みしてあげく戻してしまうことが多いのですが、これはやや平たく三角形のけっこう大きい粒のおかげできちんと噛まなくてはならないようで結果がっつき食いせず戻すこともほとんどないです。
もともとロイカナのオーラルやシャム用、メインクーン用など大きい粒を非常に好んで食べるので、こちらもかなり気に入っているようです。
ヨカッた、吐かない!
【食いつき】ウマイ、ウマイ
【栄養バランス】肥満の元のトウモロコシが入っていない
【安全性】企業を信用するしかないーーー小袋だから開封後の劣化は回避できる
【価格】おぉ、安い!
ウチのコは(3匹共)粒が大きめのカリカリが好きで、このくらいの大きさが丁度良いようです。カリカリの好みが激しいコ(元々カリカリが苦手なコ)でも食べてくれてます。
1種類だけだと飽きて食べなくなるので、今はこれとアズミラと他1~2種をミックスしてあげています。(混合内容はローテして変化させております⇒飽きやすいため)
それと、ウェットフード数種類も欠かせません。ますます贅沢息子に成長しております(1歳)
以前はなかったのですが、最近はこれを食べると確実に吐きますので、違うフードに数粒混ぜて上げています。においが少々きついです。
アカナのグラスランドキャットをあげていましたが、飽きるだろうと違う餌もローテーションに加えたかったのですが、うちの猫2匹共 吐きました。うちの猫には合いませんでした。
原材料のビートパルプと塩が気になりましたが、レビューが良かったので購入してしまいました。餌選びは難しいです。
うちの猫たちは最近好き嫌いが激しくなってきて、色々試していますがこれもダメした。全く食べずにクサイクサイしちゃいます。
一日目は食べましたが、2日目からは食べず、食べなくなり、残念です。
粒は大きく食べやすそうでした。しかし、下痢嘔吐がとまらなくなり、うちの子には合いませんでした・・・猫ちゃんには申し訳ないことをしました。。
まず、口コミは個人の感想であり、感じ方には個人差があり、猫の個体差もありますので、参考程度にしてくださいね。
また、キャットフードはあくまでも必要な栄養を補い猫の健康を維持する為のものであり、病気等を治療したり予防する為のものではありませんので、お間違い無きよう願います。
公平を期するために善し悪し5つずつ口コミを貼っていますが、全体的に高評価でした。
良い口コミで最も多かったように思うのは、粒の形状や大きさに関してですね。ちゃんと噛んで食べなきゃならず慌てて食べて吐き戻してしまうことがなくなり良かったという意見が多かったです。
猫は基本的に噛まないで丸呑みする種の動物ですので、噛まなくても問題はないのですが、一気に食べて吐き戻してしまうような子(うちのミミそうかも・・・)には良いかと思いましたね。
あとは、よく食べる、猫がツヤツヤふわふわ、プレミアムキャットフードの中ではお安い、といった感じ。
悪い口コミは比較的少なかったのですが、吐き戻してしまう、食べない、というものがほとんどでしたね。また良い口コミとは逆に粒が大きすぎるというものも・・・。
どのキャットフードにも良い口コミと悪い口コミとでは真逆のことが言われている場合が多く、いったいどうすりゃいいんだコンチキショー!と思われるかもしれませんが、人間がそうであるように、そこはもう猫の好みや体質によってガラッと変わって来てしまいますので致し方ありません。
愛猫に最適なキャットフードをお探しの場合は、口コミは参考までとして、成分表などしっかり確認して気になるキャットフーから順にチャレンジしてみるほかないと改めて思いました。
ANF タミアミ アダルトについて、考察とまとめ
グレインフリーではないが危険性の低いものしか使っておらず、無添加・無着色、メインが新鮮な肉ではなく粉ではあるもののタンパク質量もしっかり確保されていますので、比較的安全性が高く十分な栄養素を含むキャットフードであるANF タミアミ アダルト。
マグネシウム量などの表記はされていないのですが、低マグネシウムで尿路結石への配慮もちゃんとされているようです。
ちなみにそのマグネシウム量は、口コミからですが0.08%のようですので、真実であれば成猫に多いストルバイト尿石対策としては適切な量となっています。
第3原材料にビートパルプが表記されていることと、塩に関しては水を飲ませる工夫として含まれているようですが、ナトリウムの数値が不明なので少々不安が残るものの、他の高品質なプレミアムキャットフードよりも価格が安く、これだけの内容であれば申し分ないかと。
口コミなどにありますように、大きめの粒のようですので、小粒のキャットフードでは一気に食べ過ぎて吐き戻してしまうというお悩みをかかえる猫には、さらに良いのではないでしょうか。
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