はじめに・・・
手元にあまりペルの写真がなくて、探すのに苦労しました。
携帯のカメラどころかデジカメすら無いような時代のお話でして・・・。
この記事で使用しているペルの写真は、フィルムカメラで撮った写真をスマホで撮り直したモノなので、ちょっと歪んでいたり、画像が粗いです。
その辺りは、何卒ご了承ください。
それでは、僕がはじめて飼ったというか、僕たちの家族になってくれたはじめての猫、ペルシャ猫のペルシャ(ペル)について書いてみたいと思います。
人生初の猫との生活
ペルは親戚の家からやって来た女の子。
彼女は赤い座布団の上に、まるでお姫様のようにちょこんと乗っかって我が家にやって来た。
まだ関西に居た頃の出来事だけど、今でも鮮明に覚えてるなぁww
その写真が残っていたら良かったんだけど、さすがに見つからず・・・。
まず、初猫だったので名前をどうするか散々悩んでだのだけど、おかんの一言、ペルシャ猫やからペルシャでええんちゃう?
っていうテキトーな感じによって、我が家お初の猫の名前はペルシャに決定ww
以後ニックネーム的にペルと呼ぶように。
犬にだって動じない
当時、家の外には大きめの犬(垂れ耳のベア)が居て、家の中には小型犬(チワワのサンペイ)がいたので、猫が来ちゃって大丈夫なのかと家族皆で心配したものです。
犬たちにしてもはじめての猫。
喧嘩してしまわないか、猫が噛まれたりしないか、心配でしたね~(汗)
しかしながら、そんな心配も何のその、彼女は平気な顔して、ベアやサンペイに近寄って行きましたww
逆に犬の二匹(どちらも♂)が、その堂々たる姿にビビってたぐらいww
ちなみにベアとサンペイ↓
人間界でも動物界でも、女子強しですなww
ペルは普段、高い所でドシッと構えていることが多く、どちらかと言えば大人しい子だったのですが、怒るとめちゃめちゃ怖かったですからねww
女子(猫)強しですww
っていうか、ベアはもの凄く優しい犬でしたし、サンペイは元々からしてビビりだったので・・・ってのもあったのかもしれませんがww
初猫との生活は、はじめてがいっぱい
猫との生活で大変だったのは、横だけでなく縦があるってこと。
高いところへ飛び乗るは、物は落とすは、我が家の生活スタイルにも影響を及ぼしましたねww
ペルが来るまでは色んなモノが散乱しているような感じだったけど、余計なモノは片付けられて、綺麗な感じになりました(苦笑)
あ、そうそう!
初めてと言えば、彼女が初の発情期に突入した時は本気で驚いたよww
メス猫を飼ったことのある方ならお分かりだと思いますが、大きな声で鳴き、腰を低くしつつ、触れるとこれまた大きな声で鳴いて腰を振るわせる。
猫がイカを食べると腰を抜かすなんてことを小耳に挟んでいたもので、イカを食べてしまい、腰を抜かしたんやないかって、家族大慌てで病院に駆け込みましたww
※“猫がイカを食べると腰を抜かす”はあながち間違いでもないのでご注意を↓
お医者さんにこれは発情期ですよってサラッと言われて、ホッとしたと同時に苦笑い&無知過ぎて恥ずかしく感じた記憶がありますww
先住猫としての威厳と優しさ
ペルとは今住んでいる所へ一緒にはるばる引っ越して来ました。
あの頃は、猫にとって引っ越しがいかにストレスのかかることか、なんて事は知りもしなかった・・・。
ペルの様子はいたって普通だったけど、今思えば大きな負担をかけてしまっていたんだなぁって思う。
こちらに来てからは、ミュウ、そしてタムといった猫たちと出会うことになります。
ペルとはじめて会った時は二匹とも子猫でやんちゃ盛りだったので、果敢にペルに挑んでいったけど一蹴されて終わってたww
それでもペルは二匹を自分の子供のように見守り、二匹からはお母さんのように慕われていたよ。
ペルには犬も猫もそして僕たち人間も色んな意味で敵わないw
そん感じの猫だったね。
ペルシャ(ペル)の晩年
さて、ペルの晩年いついてですが・・・
晩年は耳だれが酷くどうしても掻きむしってしまっていたので、エリザベスカラーをしてたイメージが強いかな。
耳だれ以外は特にこれといった病気をせず、いつも通りだったペル。
お別れは突然でいた。
ペルは普段通り高い所で横になっていたのですが、モコのてんかん発作のような激しい痙攣を起こしました。
一度は復活したのですが、その数日後に再び痙攣発作を起こし、そのまま息を引き取ってしまいました・・・。
痙攣発作を起こすような病気は、中毒、糖尿病、腎不全、肝臓病、感染症と色々ありますが、猫初心者であり、今のように猫に関しての情報を調べる手段もなく、この頃の僕たちでは気付いてやることが出来ませんでした。
ありがとう
ペルシャ[1988.5(推定)-1997.12.14]
見た目通り最後まで気高く凜として生きた子。
僕たち家族に猫の魅力、そして猫に関する様々なことを教えてくれて、ありがとうペル。
犬派だった僕たち家族なのですが、今では、僕が二匹、実家に二匹、姉貴のところに二匹、弟は一匹。
みんな猫と一緒に生活していて、立派な猫派家族になりました。
ペル、全てはキミのおかげだね。
また会おうね。それまで虹の橋の向こうで待っててね。
僕たちのところにきてくれて、僕たちの家族になってくれて、本当にありがとう。
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