こんにちは!レウです。
さて、いきなりですが、あなたはいつも愛猫とどのように接しているでしょうか?
①可愛くて可愛く仕方なくて、常に一緒に居て、常に甘えさせて、溺愛している。
②必要以上には構わず、適度に接して可愛がっている。
③まったく構ってやらない。
猫と上手く生活していく上で正解となるのは、実は②となります。
可愛い愛猫のこと、①のように愛情をいかんなく注ぎたい気持ちはよくわかるのですが、そうすると猫が分離不安と呼ばれる状態になってしまうことがあるのです。
ちなみに③は、猫とはある程度のスキンシップを取る必要があり、猫の体調に気付いてやれなかったり、ストレスの原因にもなったりするので、ほったらかしっていうのは良くありません。
分離不安に対しては、その辺りのバランスがなかなか難しいのですがね・・・。
うちの愛猫モコミミも、飼い主にべったりぎみ(特にミミ)なところがあり、ちょっと分離不安が心配になって来たので調べてみました。
ということで、今回は猫の分離不安について、飼い主依存などその原因や、嘔吐や粗相など問題行動の症状チェック、そして多頭飼いや音楽を聴かせるなどの対策や改善方法などを書いてみたいと思います。
猫の分離不安とは?
分離不安とは、親しい仲間や家族と何らかの理由で離れ離れになってしまった時、強烈な不安や苦悩を感じてしまうことを指します。
これは、猫だけではなく、人間や犬、馬、豚、クジラなど霊長類で起こる可能性があるそうです。
動物たちが一緒に暮らしていた仲間と死別すると、なんとなく元気がないように感じたりよく鳴くようになったりするのは、死んでしまった悲しみというよりは離ればなれになってしまったことからくる一種の分離不安なのかもしれませんね・・・。
分離不安は、これまで自由気ままな単独行動を好む猫にではなく、仲間と群れを成し集団で生活する犬によく使われていた言葉だったのですが、最近では猫にも多く見られるようになって来ました。
猫の犬化というヤツです。
人間や仲間との間に深い絆が生まれているということだし、むしろ喜ばしいことじゃないの?
そこまで気にする必要は無いのでは?
と、ここまでの話ではそう思うかもしれません・・・。
ですが、猫が分離不安を起こすと、猫にとっても単純に辛い状況となりますし、飼い主にとってもかなりストレスであり困るような状態となり、猫との関係が悪化する原因ともなり兼ねないのです。
それでは猫の分離不安とは、いったいどういった症状を引き起こすのかを見ていきましょう。
猫の分離不安の症状チェック
猫が分離不安かもしれない兆候と、分離不安が引き起こす猫の問題行動(分離不安行動)の2つに分けて書いていきます。
まずは兆候の部分で、愛猫にどれぐらいが当てはまるのか、チェックしてみましょう。
分離不安が疑われる兆候
- 飼い主の行く先々にひたすらついて来て足下にまとわりつく。
- お風呂やトイレまでついて来て出るまでドアの外で待っていたり鳴き叫び始めたりする。
- 目が合うまでじっと見つめ続けたり、視界に割り込んで鳴いたりする。
- トイレの砂を激しくひっかく。
- 帰宅時の出迎えが激しい。
何気に猫と一緒に生活されている方であれば、経験したことのある猫の行動ではないでしょうか?
甘えん坊、構ってちゃんな行動であり、飼い主としてはなんだかちょっと嬉しく、猫のことを愛らしく思えるような行動ばかりでもあります。
うちのモコミミにもいくつか思い当たるところがありますね・・・。
これらの行動があったりなかったりであればまだ良いのかもしれませんが、猫が絶えずこういった行動を行なったり、いくつも当てはまるような場合には、それは分離不安の兆候となりますので注意が必要になります。
ここまでなら可愛いってだけで済むのですが、悪化していくと完全な分離不安行動を起こすようになってしまい、飼い主と猫との関係が危ぶまれるような症状を見せるようになってしまうのです。
猫の分離不安行動(症状)
上の兆候と併せて以下のような症状というか行動を猫がしているような場合には、愛猫が分離不安の傾向にあると言ってしまって良いと思われます。
ただ、涎、嘔吐、下痢、元気が無い、食欲不振などは、他の病気が関係している可能性も捨てきれないので、猫の様子がおかしいと感じたのなら、一度病院で診て貰い、ちゃんと原因を特定した方が良いかもしれません。
- ウロウロしたり落ち着きがない。
- 大きく鳴き叫んだり、犬の遠吠えのような鳴き方をする。
- 物を落としたり、壊したりといった破壊行動。
- 噛み付いたり引っ掻いたりする攻撃行動。
- 涎を垂らしたり、吐いたり、下痢などの不調が出る。
- 元気がない、食欲不振。
- 過剰グルーミングや尻尾を噛んだりといった自傷行為。
- トイレ以外、飼い主の使っているベッドや衣類などで粗相(おしっこ、うんち)する。
主に猫が飼い主と離ればなれになった時に過度な不安に陥る分離不安ですので、こういった行為は飼い主が近くに居ない場合、留守にしている間に起こるものが多い。
つまり、飼い主が居なくて上記した兆候のような行動が出来ないような時に、猫はこういった分離不安行動に出るというわけです。
しかも分離不安行動で最も多いとされているのが、一番厄介とも言える粗相。
仕事や旅行で疲れて帰って来たら、あちこちで粗相されていたり、寝ようと思った時に布団の中にうんちがあったり・・・その他でも、猫が家具などを破壊しまくったり、犬の遠吠えのように鳴き叫んで近所迷惑になり苦情を言われたり・・・。
そしてそれが最悪の場合には、飼育放棄へ繋がるなんてことも・・・。
猫が分離不安になっても、決して自分はそんなことしない!とお考えの方がほとんどかもしれませんが、飼育放棄は実際にある話。
きっと飼育放棄してしまった飼い主さんも、自分は大丈夫だと思っていたに違いありません。
いくら猫を愛していても、つい怒れてしまうものですし、叱ったって猫に響くわけもなく、これが毎回毎回ってことになると、かなりのストレスとなるハズですから。
そんなことになってしまわないように、猫が寂しさのあまり苦痛を感じてしまわないように、しっかり対策、改善を行なっていかなければなりません。
対策や改善を行なう上で知っておかなければならないのが、猫が分離不安に陥る原因です。
まずそこから話していきますね。
猫の分離不安の原因
実際のところ、猫の分離不安についての原因はハッキリと解明されてはいませんが、近年の猫の生活環境の中から、原因と考えられるもがいくつか挙げられています。
- 猫を子供のように溺愛し、常に一緒に居て構い過ぎている。
- 猫を一匹で飼っている。(特に1対1の関係)
- 母親から離れる(乳離れする)のが早かった。
- 完全室内飼いしている。
- 猫の生活リズムが崩れた。
- 仲の良かった同居猫が居なくなってしまった。
猫は本来、自由気ままに単独で行動する生き物で、孤独にも強い(まる2日程度なら留守にされても平気で耐えられる)動物です。
そんな猫がどうして飼い主と離ればなれになった時に、極度の不安に陥って分離不安行動(問題行動)をとってしまうのか。
飼い主依存
まず第一に、飼い主が猫を溺愛し、猫に構い過ぎ(愛情を注ぎすぎている)点が挙げられます。
愛猫を愛する(可愛がる)のは何の問題もありませんし、むしろ微笑ましいとさえ思うのですが、そのことが猫の飼い主依存に繋がってしまい、飼い主の姿が見えないと不安を覚えストレスとなって分離不安行動に出てしまう。
また、一人っ子の場合だと、猫が頼れるのは飼い主しかいません。
一人暮らしで一匹の猫と暮らしている場合(1対1)は、飼い主的には可愛がる対象が、愛猫的には頼る対象が、それぞれ完全に絞られてしまうので尚更。
さらに、愛猫が親の元を離れる(乳離れする)のが早過ぎてしまった場合、しっかりと母親からの自立を経験していないので、そんな猫は飼い主のことを母親と重ねてしまい、より一層飼い主に依存してしまいがち。
猫の安全を守る為に推奨されている完全室内飼いも然り。猫が関係を築く相手が飼い主しか居ないってことになりますので、飼い主依存がより際だってしまうのです。
猫は比較的飼いやすい動物ですので、猫ブームに相俟ってペットショップの乳離れが早過ぎた猫を一匹ならばと飼って溺愛する人が増え、推奨されていることで完全室内飼いが基本となっている昨今では、猫が分離不安を起こしやすい状況だと言えるのかもしれません。
生活リズムの崩壊
猫は自由気ままに見えて、実はルーティーンを好みます。何も変わらない平和な毎日がお好きってことですね。
つまり、猫にはパターン化された生活リズムがあり、そのリズムが崩れてしまうことで落ち着かず不安となり、ストレスを感じて分離不安が起きやすくなる。
例えば、飼い主が仕事や習い事を始め出掛ける時間が増えるというのは、飼い主と接する時間は元より食事の時間や就寝時間など、飼い主の動きがそのまま猫の生活リズムに影響してしまう。
いつも飼い主と一緒に居てべったりな猫であれば、旅行など飼い主の不在も、なんかいつもと違う・・・と不安やストレスを感じさせてしまいます。
同居していた動物との別れ
先ほどもチラッと書きましたが、分っていないようでも実は猫だって仲の良かった同居動物の死は寂しいものなのかもしれません。
それが全ての猫に当てはまるとは言い難いけど、同居動物の死によって短期間ではあるものの猫が分離不安と同じような行動をしたという研究結果も出ています。
あくまでも憶測の域は脱しませんし、短期間の行動変化が見られるだけなので、それほど心配する必要はありませんが、同居動物の死が分離不安を起こすとも起こさないとも言い切れないようです。
猫の分離不安の改善や対策(予防)
完全室内飼い、早すぎる乳離れ、同居動物との別れといったことに関してはどうしようも無いことではありますが、猫に構い過ぎてしまっていたり、一人っ子だったり、生活リズムなどは、ある程度飼い主側でコントロールすることができそうです。
それでは、分離不安の具体的な改善方法や対策を書いていきたいと思います。
猫との距離感を見直す
分離不安(ぎみ)の猫が甘えん坊でべったりと飼い主に懐いている場合、何よりもまず飼い主への依存を改善する(猫を自立させる)必要があります。
過剰に猫と接しない
これは完全に猫と接するのを止めるというのではなく、難しいけどもあくまでも過剰に接するのは控えようとうこと。
一番良いと感じるのは、猫の要求には応えないということです。
猫が飼い主の気を引こうと暴れたり大きな声で泣き叫んだとしても決して構わない。
これは「たまには猫の要求に乗っかってやろうか!」っていうのも無しです。
そういうことをすると、猫は要求が叶ったと思ってしまうので、より行動がエスカレートしてしまうおそれがあります。
ただ、いきなりシャットアウトしてしまうと猫は逆に不安を感じちゃいますので、徐々に接する時間を減らしていくようにしてくださいね。
また、猫を撫でたりするのであれば猫が要求していない時にしてやると良いかも知れませんよ。そうすることで「騒ぐより何もしない方が構ってくれるんだ」って思ってもらえる可能性もありますしね。
外出時、帰宅時に声をかけない
生活リズムを重要視する猫ですので、飼い主の行動パターンもある程度見抜いてしまいます。
出掛ける時に、毎回「行って来るね!」だとか声をかえたり、撫でてやるという決まった行為は、猫に飼い主が出掛けてしまうということを印象付けることになってしまい、それは外出前から猫に不安感を与えることになってしまいます。
その他、鞄を持ったり、上着を羽織ったり、鍵を手にする音など、なるべく猫に外出を悟られないようにしましょう。
そういった行為をしても、実は出掛けないでいるようにしたりフェイントをかけることで、猫たちに「=出掛ける」ではないと思わせることも出来ますので、チャレンジしてみてください。
また、帰宅時に猫が玄関まで出迎えてくれることがあると思います。
嬉しいですよね・・・「帰ったよ~」ってそんな出迎えてくれた猫たちに構いたくもなるのですが、ここでも我慢です。
そこは一旦スルーして、ご自身も猫もある程度落ち着いて(猫が鳴き止んで)から、構ってあげるようにしてください。
猫に出掛けること帰宅したことを意識させないようにし、「あれ?ご主人居ないのか、でもしれっと帰って来るんでしょ?だからまぁいいや」って思ってもらえる事が理想なのです。
ちなみに、猫が飼い主の留守に慣れてくれば、そんな気遣いも必要なくなりますよ。
一緒に寝ない
猫と一緒に寝ているという場合も、分離不安の猫に多い習慣の一つ。
動物が寝姿を見せるというのは本来危険な行為なのに、飼い主と寝るというのは、飼い主に全幅の信頼を置き安心している証拠、つまり飼い主に依存しているということになるのです。
ですが、飼い主が居ない場合は、そんな安心のうのです築けないことになり、猫は不安を倍増させてしまいます。
猫の寝る場所は、猫ベッドや毛布またはキャットタワーなどを用意、猫が好みそうな場所、安心して落ち着けそうな場所に設置して、そこが最も安心出来る就寝場所だと思ってもらえるようにしましょう。
うちでは枕の横に猫ベッドを置いていたりもします(汗)一緒に寝ているわけではないので大丈夫なのかと(汗)飼い主である僕が一緒に居なくても、その猫ベッドの上で気持ちよさそうにモコは寝ていますよ。まぁそもそもからして一緒に寝てくれる猫ではないのですが(爆)
ついて回るのを阻止する
猫が飼い主について回るのは、何かを要求している、または飼い主のことを母猫のように慕い、親離れが出来ていないとも取れます。
飼い主が動き出すと毎回のように猫がついて回るようならば、その要求は通らない、親離れしなさい、という意味でその行為を阻止する必要が出て来ます。
分離不安(ぎみ)の猫の場合は、その要求には応じないのを基本とし、移動した部屋のドアを閉めるなどして、可能な限りで良いので猫がついて回るのを阻止しましょう。
用事を済ませてから、要求しなくなった猫の元へ行って構ってあげると良いですね。
・・・ってまぁ慣れない内はドアの向こうでずっと鳴いていたりするかもですが・・・我慢です。
もしくは、猫がついて回って来ても、声をかけたり撫でたり構ってやらなずに、せっせと用事に集中するのも良いかもです。うちはどちらかと言えばこっちです。
留守時にリラックス出来る音楽をかける
これは僕も知らなかったのですが、外出している時に猫がリラックス出来るような音楽をかけるのも分離不安に効果的だそうです。
無音の状態よりも何かしらの音があった方が落ち着くという猫もいるそうです。
長時間留守にする時なんかに電化製品を使用するのは、火災などの原因にもなるので、あまりおすすめ出来ませんが・・・こういった方法もあるということでご紹介しておきます。
安全に電化製品を点けっぱなしに出来るようであれば、留守にする間リピート再生して、一度試してみる価値はあるのかな。
まぁ、別に留守にする時で無くても、要求が凄まじく興奮ぎみだったり泣き喚いている猫をリラックスさせたりするのにも良いかと思いますしね。
猫のリラックス音楽をYouTubeで探してみるとけっこうな数が出て来ましたので、愛猫が落ち着くような曲を探してみると良いですよ。ちなみに音楽以外にも猫がリラックスする映像なんかもありました。
多頭飼いにする
分離不安に陥る猫の多くは一人っ子だと言われています。
猫を一匹で飼っている場合は、飼い主も猫もそれぞれに依存しちゃいがちですからね。
迎える猫と先住猫の相性にもよりますが、仲良く出来そうであれば多頭飼いにするという方法も、猫の分離不安には効果的です。
同居する猫(仲間)が居れば、それだけで不安が和らぎますし、飼い主だけに依存することもなく、留守にしている間もちゃんと遊び相手がいることになりますからね。
ただやっぱり相性が悪い場合は、先住猫、もしくは迎え入れる猫に、ストレスを与えかねませんので、その決断はなかなか難しいところなんですが、どうしても愛猫の要求に対して突っぱねる(心を鬼にする)ことが出来ないのであれば、多頭飼いしてみるのも手です。
ちょっと飼い主にべったりぎみなうちの愛猫モコミミは、仲が良いというわけではありませんが、それでも多頭飼い効果なのか分離不安行動を起こすまでには至っていません。
ストレス軽減
猫の分離不安は、飼い主が居ないことを筆頭に、生活リズムの崩壊、完全室内飼い、欲求不満など、様々なストレスから起こるとも言えます。
日々のストレス対策はもちろんのこと、分離不安では特に留守にしている間、猫だけで過ごす時間、以下のような対策をして、猫になるべくストレスを感じさせないようにしておいてあげましょう。
- 食事・飲み水・トイレなどの準備や掃除
- なるべく外を眺めらるようにしてあげる(脱走や防犯には注意)
- お気に入りのおもちゃを出しておいてあげる(誤飲誤食には注意)
- 高い位置も含めて安心して過ごせる多くの居場所を作ってあげる
- 音楽を聴かせたり映像を見せてあげる(コンセントやコードに注意)
ここでは分離不安や留守にする時に関係しそうなストレス対策を書き出しましたが、この他にも猫のストレス原因は多く存在します。
猫のストレス源を特定するのはなかなか難しいのですが、思い当たるところからどんどん改善していきましょう。
留守中の分離不安行動への対策
ここで書くことは、分離不安によって留守中に粗相や破壊行動などをしてしまう場合についてです。
根本的な解決とはなりませんが、分離不安が改善されるまでの間、留守中に行なっておいた方が良い対策となります。
- 寝室など粗相されたくない場所には入れないようにする。
- よく粗相する場所には防水シートを被せておく。
- 落下しそうな物、壊されたくない物は隠しておく。
- 電化製品は電源を落とすかコンセントを抜いておく。
- コンセントコードには保護チューブなどをしておく。
- 戸締まりはしっかりとしておく。
猫が怪我をしてしまわないことを第一に、また、所有物を壊されてしまわないよう、粗相や破壊行動はされるものだと思って事前の対策をしておきましょう。
この他にも粗相や留守中の注意点など色々と書いている記事もありますので、ご覧頂ければと思います。
猫の分離不安について、考察とまとめ
飼い主としては、猫が甘えてベッタリと懐いてくれるのは嬉しいことです。
ですが、分離不安を改善そして予防するには、猫とはより良い距離感を保つことが大切。
愛猫の要求を阻むとなると心が痛むところなのですが、猫が分離不安となってしまったら、猫に寂しさを感じさせて苦しめてしまうことになってしまうし、飼い主もまた様々な猫の問題行動に頭を悩ませることになります。
なので、ここで書いたちょっぴり突き放すような分離不安の改善や対策などを、猫の為だと思い心を鬼にして挑戦してみてください。
飼い主、猫ともに慣れてくれば、どうってことなくなります。
ついて回っていても、鳴いていても、こちらをじっと見つめていても、猫が何らかの要求をしている時には敢えて構わず、要求がおさまったら撫でてあげる。
猫と飼い主の関係がそれぞれに適したモノになると、それはそれで何気に幸せだったりもしますよ。
忙しくて猫に構ってやれなくても、猫は平気な顔をして自由にやっててくれますし、留守にする時など猫のことを寂しいだろうと過剰に心配しなくても良くなります。
猫だって単独行動で自由気ままな本来の姿を取り戻し、飼い主が居ない時にも寂しさを感じることもなく、そのほとんどを睡眠に費やしたり、外を眺めたりと、飼い主の動向に心が左右されることなく生活することが出来るのです。
それこそお互いを尊重した、より良い猫との生活なのかもしれません。
ちょっぴり寂しいと感じるかもしれませんが、自由で気ままで自分勝手であってこその猫なのですww
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