こんにちは!レウです。
一人暮らしで猫と暮らしていると、なかなか家をる空けることが出来ませんよね。
猫に留守番をしてもらうとなれば心配事がわんさかあります(汗)
うちも遠距離している彼女がいるので、本当はもっともっと旅行したり、彼女の住む街に行きたいのですが・・・なかなかね。
彼女には申し訳ないけど、こっちに来てもらうことがどうしても多くなっちゃいます。
それはそれで人見知りの激しい愛猫モコにとってはストレスなんだけど・・・。
そこで、今回は猫の留守番について、
猫は留守番するの寂しいの?
何日までなら猫に留守番させても大丈夫?
留守にする時に必要な準備や気をつけることは?
長期間家を空ける時はどうしたらいいの?
といった家を留守にし、猫だけにすることへの心配や疑問について調べてみました。
猫は孤独(留守番)に強い?
猫は犬のように群れをなして生きるというよりも単独行動の多い動物です。
仲間が居なくても、群れのリーダー(今回の場合は飼い主かな)が居なくても、猫は特に問題無く生きていける。
なので、猫は犬よりも孤独(留守番)には比較的強い傾向にあります。
留守中の家の中で、好きにおもちゃで遊んで、窓から外を眺めて、多頭飼いならお互いに遊んで、はたまた猫は一日の大半を寝て過ごします。
きっと留守中ほとんどの時間は、いつもの様に猫は寝ていることでしょうww
飼い主が思うほど、猫は留守中にストレスを感じていないものなのです。
それなら良かったと思う反面、なんだかちょっと寂しい気持ちにもなるっていうね(苦笑)
というわけで、基本的に、猫は留守番への対応能力があり、ストレスはあまり感じていないと考えて良いでしょう。
ただし、それは下記する猫が分離不安になっていない場合に限ります。
ここまで読んで「あれ?でもうちの猫は留守にすると寂しいのか暴れたりするんだけど・・・」と思った方は、猫がその分離不安を起こしている可能性があります。
分離不安の猫は留守番が苦手
最近よく言われているのが、猫の犬化です。
昔は、猫は呼んでも来ないだとか、薄情だとかって言われていたのですが、人間と一緒に暮らし溺愛される中で、犬のような行動を取る猫が多くなって来たのです。
単独行動が基本の猫だったのですが、完全室内飼いで飼い主とだけ一緒に過ごし可愛がられ、そのような現象が起こっているのだといいます。
きっと、飼い主と猫の間で、親子のような絆(関係)に近いものが気付かれているのでしょう。
そして、それが「分離不安」という現象を起こしてしまっているのかもしれません。
猫の分離不安とは?
「分離不安」とは、親しい仲間や家族(飼い主や一緒に住む猫)と何らかの理由(留守にすること)で離れ離れになってしまった時、強烈な不安や苦悩(ストレス)を感じてしまう現象のことです。
猫が「分離不安」である場合、孤独に強いはずの猫が、いつも一緒にいる飼い主と離れることで強いストレスを感じ、鳴きわめいたり、暴れて物を落としたり壊したり、粗相したりしてしまうんです。
それがさらに酷くなると「分離不安障害」になってしまい、体調不良を起こしたり自傷行為までしてしまいます。
猫が「分離不安」になる原因はいくつかあるものの、飼い主が猫を溺愛し構い過ぎていたりする、飼い主と猫との関係性が大きく関わっています。
猫を可愛がるのは良いことですが、あまりに溺愛し構い過ぎてしまうと、ちょっと留守にするだけでも猫に寂しさを感じさせ、逆に辛い思いをさせてしまうということは、頭に入れておくべきでしょう。
トイレやお風呂についてくる、目が合うまでじっとこちらを見つめる、ドアの向こうで叫ぶ、帰宅時に大喜びして出迎える。
愛猫がそういった行動をとることってありませんか?
もしそうなら、猫は飼い主と離れることでストレスと感じ「分離不安」起こす可能性があります。
うちはほんとんど当てはまるけど・・・。
猫の分離不安を改善するには?
猫の分離不安の改善策は以下のようになります。
- 離れる時間を段々増やして慣らす。
- 猫に構い過ぎない。
- 猫と一緒に寝ない。
- 外出する時に構わない。
- 帰宅時に出迎えに来た猫に対してすぐに構わない。
- 多頭飼いするのも効果あり。
など、突き放す感じのものがほとんどで、飼い主にとってはちょっと辛いものが多いですよね。
でも、留守にすることが多いご家庭なんかはちゃんと改善した方が良いと思います。
心を鬼にするしかありません。
それが猫の為にもなるからです。
この中では多頭飼いするというのが最も猫に対して心苦しくない方法になるかなぁ。
実際、分離不安になるのは一匹で飼われている猫に多く、複数頭の猫と一緒に暮らす猫はあまり分離不安の症状が見られないとのこと。
人間で言えば一人っ子が溺愛されるのと一緒。
やはり猫が一匹だと愛情はそこへのみ注がれますので、そんな愛情を注いでくれている大好きな飼い主が数日間居ないってことになると分離不安にもなってしまうってもんです。
また、出掛ける度に帰って来たらベッドで粗相されていたり、部屋が破壊されていたり、ひたすら鳴きわめかれたり・・・そういったことが続くと人間側のストレスにもなり、考えたくもないけど最悪「飼育放棄」に繋がることも無いとは言いきれない。
そうならない為にも、猫に「分離不安」の兆しが見えるのであれば、ちゃんと改善対策をしましょう。
猫は何日まで留守番できる?
ではいったいどのぐらいの期間だったら留守にしても猫は大丈夫なのでしょうか。
結論から言いますと、留守にしても問題無いのは2日。
なので、1泊2日ぐらいの旅行であれば全然問題ありません。
しっかりと食事など猫まわりの準備をした上でなら、2泊3日ぐらいの旅行でも大丈夫です。
まず猫は孤独に強いことから、半日や1日の留守番はまったく問題ありません。
うちも24時間仕事で家を空けることが多々ありましたが、暴れたり粗相するようなことも見受けられず、特に問題ありませんでした。
ただ、帰って来た時は、玄関を開ける前から鳴き声が聞こえて来て、玄関を開けると必ずモコミミ2匹揃ってにゃーにゃーお出迎え、膝の上に乗っかって来たりしばらくはベッタリでした。
うちはまず間違い無く「分離不安」傾向にありますので、やっぱり寂しかったんだと思いますね。
あと、子猫がいる場合は話が別、普通に人間の赤ちゃんが家にいるのと一緒です。
体調を崩しやすいのは元より、好奇心旺盛で元気な子猫は、誤飲や怪我などをしやすいですので、長時間放っておくのは危険。
生活のリズムが安定するといわれる生後5~6カ月が過ぎるまでは、長時間家を空けるのはなるべく控えましょう。
結局のところ、猫が孤独に強いとは言え、過信は禁物ということです。
猫がそれほど寂しいと感じていない、ストレスを感じていないのなら、どんだけでも留守にして良いというわけではありません。
そこには限度があるということを、猫を飼う(一緒に暮らす)と決めた責任と同時に、持ち合わせていただければなぁと思います。
1日以上家を留守にする際の準備
2日程度であれば、留守にしても大丈夫と書きましたが、もちろん何もしなくて良いというわけでは無いです。
1日以上留守にするのであれば、食事・水・猫トイレなど、しっかりと準備しておくことが大切です。
また、知り合いに様子を見に来てもらったりするのも手ですが、家につくと言われている猫にとっては、自分のテリトリーに見ず知らずの人間がやって来ること自体を嫌いますので、2日程度であれば逆に猫たちだけでお留守番してもらった方が良いですよ。
食事
猫に留守番してもらうのが半日や1日ぐらいであれば、容器にキャットフードをそれだけの量どっさりと入れてやれば大丈夫。
ウェットフードは腐ってしまう可能性がありますので、使うのはドライフードにした方が良いです。
うちはそれでもしっかりと食べてくれていましたし、朝仕事に出て翌朝帰って来ても、なんとか乗り過ごしてくれていました。
ただ、猫は匂いで食べ物を判断しているので、時間が経つとキャットフードの臭いも薄れて来ますし、良質なキャットフードを与えている場合だと鮮度が落ちてしまい、最悪雑菌の繁殖に繋がってしまいます。
また、食べカスや涎などがかかってしまった物を嫌う猫もいますし、給餌量の問題、入っている分を一気に食べてしまう猫もいるかもしれません。
ですので、ほんと言うとちゃんと自動給餌器とか準備してあげる方が良いのですが、1日ぐらいならなんとか乗り切れるでしょうという話。
留守にするのが1日以上となると、もはやそれでは対処出来ません。
どうすれば良いのかと言えば、やはり自動給餌器を活用するのがベターですね。
最近では様々なタイプ、様々な機能の付いた自動給餌器が発売されているので、愛猫に合ったもの、飼い主であるあなたのニーズに合った物を選ぶと良いでしょう。
多頭飼いの場合は、量を設定するか、複数台設置するかして対応すると良いかと思います。
こちらの自動給餌器は、見守りカメラが搭載されているので留守番中に猫の様子を見ることが出来て、タイマーで自動給餌はもちろん、スマホから手動でも給餌することが出来るのでおすすめです↓
飲み水
こちらも、1日の留守番ぐらいであれば、容量の大きな物に水をなみなみ入れてやるか、複数箇所に設置してやれば1日持たせることが出来ます。
お使いの水が水道水であれば、塩素消毒もされているので1日ぐらいであれば十分にもちます。
ミネラルウォーターでも1日はギリ持ちますが、猫にミネラルウォーターはおすすめ出来ません。
過剰なミネラルは泌尿器系の病気を引き起こしてしまいかねません。
1日以上って話になると、猫は新鮮な水を好む傾向にあるので、循環型などの自動給水器を使った方が良いですね。
また、一つではひっくり返したりするかもしれないし、全部が自動給水器でなくても構わないので、水飲み場を数カ所に設置しておくと良いでしょう。
猫トイレ
家を空けるのが1日ぐらいであれば、いつもより猫砂の量を増やしてやるか、猫トイレを複数台設置すれば良いです。
うちではいつもよりも猫砂の量を増やすことで対応していましたが、綺麗好きな猫であり、トイレの汚れはストレスにもなりますので、やはり申し訳ない気持ちでいました。
帰宅後は何よりも先に、猫トイレの掃除をしていましたね(汗)
留守が1日以上となると、流石に猫砂の量を増やす程度では対応しきれません。
いくつかの場所に複数台の猫トイレを設置するのがもっとも有効だと思います。
小さめでも良いので、留守番用に安い猫トイレをいくつか用意しておくと良いでしょう。
また、流石に幅を取る物でもありますので、そこまで出来るかどうかって場合もあるかと思いますが・・・。
調べてみると全自動猫トイレなるものも売られていましたので参考までに。
室温
猫は汗腺が肉球にしかなく汗をかかない動物で、熱中症になりやすい。
留守にする時どちらかと言えば、冬よりも夏の方が、より対策が必要となります。
ってことで、まずは夏場の留守番について。
長時間留守にするってことは、窓など全部閉め切ってしまう。
空気が循環しない為、部屋の中は非常に暑い状態、サウナのような状態となりますので、エアコンの使用は必至ですね。
エアコンの設定温度はドライで28度ぐらいにして、涼しくなり過ぎないようにしましょう。
逆に寒くなってしまうと夏場に毛布などが部屋に出てることは少なく防ぎようがありません。
涼しすぎない、でも暑くも感じない程度の丁度良い設定にしてあげてください。
普段からそういった設定を意識してエアコンを使うと良いかもですね。
あと、猫がリモコンを触って暖房に切り替わってしまったら地獄ですので、リモコンは猫の届かないところへ置いておくようにしましょう。
遠隔操作出来るようなエアコンだと、暑い時間だけ起動させるような使い方が出来るので尚良しです。うちも次買う時はそうするつもりです(汗)
また、カーテンを遮光カーテンにするとそれだけでもけっこう涼しくなりますし、ひんやりマットなど夏用の猫グッズも売られていますので、いくつか用意しておくと良いかと。
うちでは、保冷剤を使って長時間ひんやりするペットハウスなんかも使っています。
が、まぁもって8~10時間ほどですので、1日留守にするぐらいなら暑い日中の間はなんとかって話ですが。
次に冬場の猫の留守番について。
冬場も基本エアコンですが、冬の場合はベットに毛布やコタツなどを設置していると思います。
猫は寒いと思えばその中にもぐってしっかり暖まるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですよ。
ちなみにコタツやホットカーペットなどの電化製品は必ずコードを抜いておくようにしましょう。
猫が噛みちぎって感電してもいけませんし、火災の原因ともなりますので、猫に良かれと思ってやったことが大惨事になりかねません。
電気が入っていなくても、猫は毛布やコタツにうまく丸まって自分の体温で暖まることが出来ます。
また、最近は自分の体温で暖かくなる猫ベットやマットも売られていますので、そういった物を活用した方が安全だと思います。
それでもやっぱり寒いかもしれないなぁって思うのであれば、エアコンを使いましょう。
設定温度は25~26度といったぐらい、こちらも冷房と同様に暑くなり過ぎない設定にしてあげて、猫がいじって冷房に切り替わったら最悪ですので、リモコンは猫の手の届かないところへ。
猫は涼しいところや暖かい場所を見付けるのがとても上手い動物です。
ですが、その場所自体がなければ探しようがありませんので、夏用冬用ともに猫グッズなどを活用して、猫が快適に過ごせる居場所を多めに作ってあげると良いですよ。
その他(おもちゃ、カメラ、ケージ)
猫も相手をしてくれる飼い主が居ないとなると、やはり暇になってくるので、部屋のあちこちに猫のおもちゃを置いておいてあげると良いかと思います。
遊ぶ物があれば、他の物へのいたずらも減るかもしれませんしね。
ただ、小さい物は誤飲、紐状の物は誤飲もあるし首に巻き付くと危険、壊れたり割れたりするようなものは怪我、電化製品は感電や火災などがあり得るので避けるようにしてください。
どうしても留守中の猫たちが心配なら、お留守番カメラや防犯カメラで猫の様子を伺うのも手です。
僕としては正直「見てどうするよ!?余計心配になるじゃんよ!どうせ何も出来ないし!」とも思ってしまうのですが、猫の姿を確認することでご自身の安心に繋がり、旅行などが不安なく十分に楽しめるというのであれば、使ってみても良いかもですね。
さきほど自動給餌器のところでリンクを貼った記事の給餌器には、カメラも付いているので、新たにカメラを購入する必要もなく一石二鳥かもしれません。
ケージに関してはあまりおすすめしません。
走ることも出来ず、いつも行けるところ(自分の落ち着ける居場所)にも行けなかったりと、ストレスを助長しかねないですし、快適な場所を探すことも出来ません。
それに部屋の中ぐらい自由に動けるようにしてあげたいものですからね。
そもそも猫がケージ内で過ごす限界は、せいぜい数時間とも言われていますので、1日以上留守にするような時には使わない方が良いのです。
どうしても使わなければいけないという場合には、せめてかなり大きいサイズでケージの中でも上下運動が出来るようなものにしてあげてください。それでもまぁやっぱりおすすめは出来ません。
猫に留守番してもらう時の注意点
基本的には、火の元や戸締まりの確認といった出掛ける時に用心するような事と一緒ですね。
戸締まり
戸締まりは室内飼いであれば普段から気をつけなければいけません。
特に家を留守にしている場合は、猫が外に出てしまうと、すぐ探してやることも出来ませんし、迷子になったり、車にひかれたり、保健所に連れて行かれたり、ウイルスに感染したりと様々な危険が伴います。
泥棒など外部からの不審者侵入があった際にも、猫が何をされるかわかったもんじゃありませんし、猫を虐待するような性質の人間も居ないとは限らない。
ベランダぐらい、網戸あるし、高い位置だから・・・そんな過信も禁物です。
猫は4階ぐらいの高さからでも飛び降りて(または足を滑らせ落ちて)しまったりと、予想外のことをやってのけちゃいます。
ですので、家の戸締まりはしっかり行なうようにしましょう。
家の中(各部屋)も然りです。
入ってほしくないような部屋は猫が開けられないようにしっかりと扉を閉めておきましょう。
また、逆にエサ置き場や水飲み場、猫トイレへの通り道となるところが、ドアが閉まって塞がれてしまわないように、ドアストッパーなどを使って固定しておくと安心です。
猫がドアなどに挟まれて怪我をする恐れもあるので、基本的にドアは固定させておいた方が良いと思いますね。
誤飲・誤食
個体差はありますが、猫はなんでも口に入れたがります。
部屋の片隅にあるようなものをぺろぺろ舐めているような姿も見掛けるかと思います。
猫が食べてはいけない食べ物、小さいまたは紐状のおもちゃ、ゴミや何かの破片まで、猫が口にすると危険な物はとても多い。
人が近くにいる時は病院にすぐに吐き出させたり、病院へ連れて行ってやることも出来ますが、留守にしている場合には当然何もしてあげられませんので、危険度が増えてしまいます。
出掛ける際には、しっかりと掃除をして、猫が口にいれてしまいそうな物は、猫の手の届かないところへ移しておきましょう。
落下物
猫が高いところへ登って物を落とす。
猫が走り回って、ぶつかるなど何かの衝撃で上から物が落ちてくる。
地震などによって高いところから物が落ちる。
猫の上に大きな物や重たい物が落ちてきたらとても危険です。
留守番中に、花瓶などが落ちて割れると、猫がその破片で怪我をする恐れもありますし、または猫にとって危険な物が多い植物も含めて、誤飲・誤食してしまう場合だってあります。
猫が普段登ったりしないところにも、留守にして人が居ない場合には、ここぞとばかりに登ってしまう。
落とされては困るもの、落ちて来たら危険な物など、高いところにある物などは、ひとまず片付けておくか、もしくは耐震ジェルなどを使用して、大きな物、重たい物が下に落ちてしまわないような対策を取りましょう。
コンセント
留守にする時は、電化製品への注意も必要です。
特にコンセントコードなどは、猫が噛み切って感電や火災の原因になってしまう恐れがあります。
電源を落としても構わない物に関してはOFFにする・・・っていうかコンセントコードを抜いておいた方が無難。
どうしても電源を切るとまずい物に関しては、コードを保護するチューブなども売られていますので、そういった物を活用するようにしましょう。
自動給餌器、自動給水器、全自動トイレなどといった留守をする時に活用するようなもので電気を流す物については、そういった対策をして使用しましょう。
さらに言えば、挿入部にホコリが溜まると発火するおそれもありますので、挿入部にホコリ防止機能が付いている物、またはホコリ防止カバーなどを付けておくと尚良しですね。
火の元
留守にする時の基本中の基本ですね。
ガスコンロのボタンを猫が何かの拍子に押してしまい、火災が発生するような事例がけっこう多いとニュースでやっていました。
そんなバカな・・・そう思いがちですが、留守番中に猫が何をするかなんて分かりませんし、何度も書きますが、猫は予想できないことをやってくれちゃいます。
留守中だと、火災が発生してもすぐに消火出来ませんし、猫を逃がしてやることも出来ない・・・戸締まりされているので猫には逃げ場の無い状態です。
そんな最悪の事態になってしまわないように、そもそもの話でもありますが、ガスの元栓を閉める、コンロをロックするなど、出掛ける前に火の元の確認は必ず行ないましょう。
3日以上留守にする時は?
2日程度の留守なら、準備さえしっかりと行なえば、猫たちだけでお留守番して貰った方が猫にとっては良いのですが、それ以上ともなると流石にそれだけでは厳しくなって来ます。
あまりおすすめは出来ませんが、3日以上の留守になる場合には、以下のような方法を取った方が良いのかもしれません。
家族や知り合いに頼む
家族や知り合いの中に愛猫と顔見知りの方がいれば、長期に渡り家を留守にする場合はこれが一番ベターだと思っています。
猫を飼っている方なんかだと、猫の扱い方も分っているだろうから安心です。
決まった時間に食事や水を用意してもらうようにし、ついでに猫トイレの掃除、猫や室内の状態などを確認してもらう形ですね。
その場合、愛猫の特徴(嫌がることや、人見知りだということなど)を伝えておくと、様子を見に来てくれる人も心構えが出来て良いかもしれません。
ペットシッター
留守中、シッターさんに自宅まで来て貰い、猫の食事やトイレ掃除はもちろん、猫と遊んでもくれちゃうという総合的にペットのお世話をしてくれるサービス。
時間内であれば、その他雑用もやってくれるところなんかもあるようです。
近くに様子を見に来てくれるような知り合いが居ない場合には、こういったサービスを活用すると良いかと思いますね。
当然のことながら、ペットのお世話には慣れてらっしゃるでしょうし、色々と保証もありますので、会社をしっかり選べば安心して任せることが出来ます。
猫の場合だと、時間や会社によって様々ですが、だいたい2,000円~3,000円ちょいぐらいでお願い出来るところが多いようですよ。
あとワクチン接種していないとダメなとこともあるので、事前にしっかりと確認してください。
猫と同伴
猫だけで留守番させるのが心配で、猫と一緒にお出かけしちゃうパターンですが、あまりおすすめの方法とは言えません。
猫は人より家につく生き物ですので、見知らぬ地へ連れて行かれるのは、ほとんどの猫にとって凄まじいストレスになります。
旅行などは現地でバタバタすることにもなりますし、脱走してしまっては目も当てられません。
ただ、他に方法が無い場合もあるかと思いますし、災害時に避難するような時は一緒に行くしかないですよね。
どうしても猫と同伴せねばならないような状況であるのなら、移動時など人目に触れないようにしてあげたり、なるべくストレスを感じさせないようにしてあげてください。
もしも猫と一緒に長距離・長時間の移動になってしまう場合は、準備すべきこと、注意すべきことなんかをまとめていますので、参考にしてみたください。
ペットホテル
その名の通り、外出時にペットを預かってくれる施設のことです。
ホテルや空港、動物病院などに併設されている場合が多いように感じます。
猫を預かってくれるだけでなく、シャンプーしてくれたり、遠隔カメラでリアルタイムに猫の様子をスマホで見れるようなサービスをしているところも。
ただ、何度も書きますが、猫は家に依存するので、見知らぬところへ行くのはストレス、そして見ず知らずの人にお世話されるのもストレス、つまりペットホテルだと猫にとっては二重苦となってしまう可能性もあります。
また、会社によっては猫の預かり方も様々で、狭いケージに入れるところ、他の猫との共同生活になるところなんかもありますので、それはいかがなものかと思ったり。
最近では完全個室といった居酒屋のようなパターンwwもありますので、どうしても利用するしかないという場合には、そういったところの方が安心かもですね。
それでもまぁ・・・色んなスタッフと接することになり、猫はストレスを感じるでしょうけども。
ペットシッター同様に、こちらもワクチン接種していないと預かってくれない場合もありますので、事前確認必須です。
猫の留守番について、考察とまとめ
猫がいるからといって旅行へ行ったりするのを諦める必要はありません。
準備さえしっかりとしていれば、孤独に強い猫、彼らだけでちゃんと乗り切ることが出来るので、2泊3日ぐらいの旅行は可能です。
その為にも、日頃から猫に留守番してもらう時のことを考えて、準備しておくことが大切ですね。
ただし“猫は孤独に強い”ということへの過信は禁物ですよ。
愛猫を可愛がっていれば可愛がっているだけ、猫も飼い主への想いは強く、いくら孤独に強いとは言え、留守中やはり寂しい思いをし、ストレスを感じているかもしれません。
それが段々酷くなり、猫が分離不安になってしまうと、粗相や、破壊行動、自傷行為などを起こしてしまいます。
だからといって猫に構わないようにするのは厳しいといった場合には、多頭飼いすることも視野に入れてみましょう。
また、猫は留守にしてても平気だからと頻繁に留守にすれば、それだけその時間が長くなり、確率論からして留守番中に猫が怪我をしたり病気にかかるといった危険性も増えてしまいます。
猫と一緒に暮らす!と決めた責任をしっかりと胸に刻み、留守にする時は猫に危険が及ばないように、または出来るだけストレスを感じさせないように、愛猫にとって最善の方法を考えてあげることが大事だと思います。
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