20歳以上の猫に教わる長生きのコツと学びによる猫の長生きへの秘訣

こんにちは!レウです。

愛猫に長生きしてほしい・・・猫を飼っている人のほとんどがそう思っていますよね。

もちろん僕もそう思っています。

撫でている時、ご飯をあげる時、毎日のように猫の近くに顔を寄せて・・・

ずっと一緒にいようね!

長生きしてね!

と小さな声で囁いて愛猫モコミミに暗示をかけていますww

・・・とまぁそんなことをしても猫たちが長生きしてくれるワケでも無いのですが(汗)

そこで今回は、具体的に猫に長生きして貰う方法というものを書いてみます。

もちろん、猫の寿命は種類、性別、生活環境、遺伝子などによるところもありますので、同じようにしたからと言って、確実に猫が長生きしてくれるとは限りません。

でもだからと言って、運命に任せちゃうよりは、少しでも猫に長生きしてもらえるように、出来る限りのサポートはしてあげたいところですよね。

猫に長生きして欲しい!と願う方へ、この記事がそのヒントとしてでも、お役に立てればいいなぁと思っています。

まず、一般的によく言われている猫に長生きしてもらうコツ

そして、これまでこの猫ブログを書く為に色々と調べてきた上で得た知識(学び)を元に、管理人が考える猫を長生きさせる秘訣

2段階に分けて書いてみたいと思います。

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猫はどれぐらい生きてくれる?

まずは猫の寿命について知っておきましょう。

ひと昔前までだと、猫が14年生きれば猫又(妖怪)になると言われていた、つまり14歳でも有り得ないぐらいの長寿でした。

ですが、医療の発達や良質な食事、生活環境の変化によって猫の寿命は年々増加傾向にあるんです。

現在の猫の平均寿命は約15~16歳となっていて、ほとんどの猫は猫又レベルを軽く超えているのです。良い意味でみんな妖怪ですww

そして、中には20歳以上にもなる猫もいるようです。もはや大妖怪ですww(良い意味でね)

知り合いの中にも実際に20歳になる猫と一緒に暮らしている人もいるし、話だけならもっと居ますので、それほどまでに猫が長生きするというのは奇跡でも何でも無い時代へと突入しているのです。

これはもう・・・我々猫飼いが目標とするのは、まず愛猫の平均寿命越え!

そして最終的に目指すは20年以上、愛猫に長生きしてもらうってことになりますね!

猫に長生きしてもらう8つのコツ

一般的によく言われている猫を長生きさせるコツです。

猫を飼っている方であれば基本的なことばかりかもしれませんが、猫に長生きしてもらう為には、とても大切なことばかり。

また、これらは20歳以上になる猫を飼っていた方などがおっしゃっていたところから得ている部分もあるので、とても参考になるかと思います。

  1. 完全室内飼いの徹底
  2. ストレス対策
  3. 食生活
  4. 水分摂取
  5. トイレ環境改善
  6. 体重維持
  7. 避妊・去勢
  8. ワクチンと定期検診

では、これらが猫の長生きへと繋がる理由は何なのか、一つずつ見ていきましょう。

猫に長生きしてもらうコツ①完全室内飼いの徹底

もうこれは言わずと知れたことかもしれません。

最近ではかなりの猫飼いの方が完全室内飼いをされているのではないでしょうか。

先ほど猫の寿命について述べましたが、15年~16年という寿命年数は完全室内飼いをしている猫の平均寿命なのです。

外に出している(放し飼いしている)猫の平均寿命は13~14年と2年(人間換算すると10年)もの開きがあるんです。

ましてや、野良(完全に外で暮らしている)猫の平均寿命は・・・たったの3~4年。

データだけを見ても一目瞭然ですよね。

愛猫を家の外に出すというのは、猫が自由を得る代わりに様々な危険に晒されることになる。

最も多いとされるのは交通事故。その他にも感染症にかかるリスク、草むらに居るノミやマダニ、そして迷子になってしまったり、虐待するような輩に目を付けられる可能性だってあります。

猫に1日でも長く生きてほしいと願うのであれば、完全室内飼いを徹底するところから始めましょう。

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猫に長生きしてもらうコツ②ストレス対策

病気などの記事を書くのに色々と調べたりしていると、必ずと言っても良いほどに出て来るのが猫のストレス問題。

猫が長期に渡ってストレスを感じ続けると行動力を失ったり、免疫力の低下、食欲不振、下痢や嘔吐、攻撃的になるなど様々な症状を起こします。

また、末期まで来ると奇行を繰り返したり、膀胱炎、尿結石、糖尿病、肝臓病など様々な病気の原因ともなりかねない。

猫はとても繊細で神経質な動物ですので、ちょっとしたことでもストレスを溜めやすいのです。

ゆえにストレスとなる原因は様々で、引っ越し、トイレ環境、来客、スキンシップの在り方、飼い主の生活リズムの変化に至るまで本当に色々・・・。

特に引っ越しや生活リズムなど、何かしらの変化に対して猫は強いストレスを感じてしまいます。

ストレスが原因で猫が異常を起こした場合、その原因の特定には困難を要します。

なので、常日頃から猫にストレスを与えないように、またはストレスを発散させてやるように、一匹一匹猫のことをちゃんと理解し尊重してあげつつ生活する必要があります。

高い位置も含む猫が落ち着ける居場所をたくさん作る、キャットタワーなどを設置し上下運動が出来るようにしてあげる、適度にスキンシップを取る、遊んであげて運動させるなど、問題が起こる前に猫のストレスを発散させてあげましょう。

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猫に長生きしてもらうコツ③食生活

猫の寿命が延びてきた、長生きするようになった理由の一つでもある食生活。

ひと昔前までは粗悪なキャットフードが主流でしたが、昨今では良質なキャットフードが多く販売され、そういったキャットフードを食べているがゆえに、猫が長生きするようになったとも言えるのです。

ですが、まだまだ格安のキャットフードなど、猫にとって必要の無いものや、猫の体に良くない食材・成分の含まれるモノも少なくありません

猫にとってどんな栄養素が必要なのか、猫の年齢に合わせた栄養素が含まれているか、どういった物が危険なのか、ある程度は知っておき、キャットフードを購入する際には必ず、パッケージに書かれた成分表の確認をする癖をつけましょう。

総合栄養食と表記され、メイン食材が穀物類ではなく肉や魚、そして無添加・無着色であることが最低基準であると考えます。

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おやつなどの与えすぎにも注意が必要です。

いずれのおやつも塩分過多で腎臓への影響が心配ですし、そもそも肥満の原因にもなってしまいます。

猫が喜んでくれたり、可愛く催促されたりするので、ついつい・・・ってこともあるかも知れませんが、それは逆に猫を苦しめてしまう結果となりかねません。

毎日のように与えるのではなく、たまのご褒美として与えるようにしましょう。

また、人間用の食べ物を猫に与えるのは御法度です。

煮ても焼いてもダメなネギ類を筆頭に、猫が食べてしまうと即命にも関わってくる食べ物や植物は意外と多いのです。

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猫に長生きしてもらうコツ④水分補給

猫の食生活と同様に猫にとって重要となって来るのが水分補給です。

猫はあまり水を飲まない体質であり、おしっこの回数も少なく、一回で凝縮した濃い尿を出します。

その体質こそ、猫が尿路結石や膀胱炎などの泌尿器系の病気が多い理由、そしてそれらが腎臓の負担へと繋がってしまう可能性もあるのです。

なので、猫には水分を多く摂取させ、尿の濃度を薄め排尿回数を増やしてやることが大切

ですが、やはり猫は体質上、水をあまり飲んではくれません・・・。

それどころか、水自体および水飲み場の環境へのこだわりが半端無く、それらが自分の好みにそぐわないと飲んでくれません。

さらに、乾きに疎いので水飲み場まで行くのが面倒だったりすると我慢してしまう。行動力の無い老猫であればそれはより顕著です。

ですので、出来る限り頻繁に水を新鮮な物に取り替えてあげたり、いつでもどこでも水が飲めるように水飲み場を複数設置したり、水温を変えてみるなど、猫にしっかりと水を飲んでもらう工夫が必要になってくるというわけです。

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猫に長生きしてもらうコツ⑤トイレ環境

猫にとってトイレは、とても重要な場所であり、神経を尖らせる場所でもあります。

排泄する時というのは無防備な状態となってしまいますので、安心して落ち着ける環境でないと、猫はトイレをすること自体を我慢してしまう。

また、神経質な猫は、トイレがちょっとでも汚れているなど清潔な状態でないと、これまたトイレに入るのを我慢してしまう。

濃いおしっこをする猫がトイレを我慢してしまうと、尿路結石や膀胱炎になってしまうおそれもあり、これまた腎臓病や尿毒症、尿道閉塞へと繋がって命の危険に晒されてしまいます。

うんちを我慢してしまった場合であれば、便秘になってしまう可能性もありますからね。

トイレを我慢する、おしっこやうんちが出来ない・・・ってことになれば、猫はストレスも感じてしまいます。

なので、猫のトイレは定期的(出来れば猫がトイレに入った後)に排泄物の処理をしたり、掃除するようにしてあげて下さい

トイレの形や大きさや猫砂など、猫の好みにあった物を探してあげるようにしましょう。

また、トイレの数は猫の数+1がよいとされていますし、水分摂取と同じくトイレまで行くのが面倒に感じる猫(肥満猫や老猫に多い)もいたりしますので、トイレは数カ所に設置するのが良いとされます。

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猫に長生きしてもらうコツ⑥体重管理

体重管理の必要性は、20歳以上の長生き猫と生活している方がよくおっしゃっていることでもあり、愛猫にとっての標準体重を維持することが長生きさせるコツともなります。

適正な体重(理想体重)というのは猫の種類、性別、骨格、個体差によっても違って来るので、一概には何キロが良いとは言えません。

なので、触った感覚や見た目で判断するのが一番分りやすい

脇の下にある助骨に触れる、上から見て適度な腰のくびれがある等々であれば理想的な体格。

脇の下にある肋骨に触れない、尾の付け根が分からない、横から見るとお腹が垂れ下がっている、上から見て腰のくびれが無い等々であれば太り気味。

脇の下にある肋骨がハッキリと分かる、背中を撫でると背骨がゴツゴツ当たる、腰骨が出ている、上から見てくびれが2つハッキリ分る等々であれば痩せ気味。

といった具合になりますでの、猫とのスキンシップがてら撫でてやったりして、そういった部分をチェックすると良いですね。

もちろん病院などで理想体重を確認して、その体重を維持するというのもありです。

そうやって日頃から体重管理をしていれば、猫に異常が起きていたとしても気付いてもあげられやすい

特に室内飼いの猫の場合、40%が肥満もしくは肥満予備軍とされていて、肥満は糖尿病を筆頭に様々な病気へのリスクが高まってしまうし、高いとこから跳び降りた時に足腰を痛めてしまう可能性もあるので注意が必要ですよ。

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猫に長生きしてもらうコツ⑦避妊・去勢

猫の避妊や去勢に抵抗のある方もいらっしゃるかとは思いますが、愛猫に少しでも長生きしてほしいと願うのであれば、避妊や去勢は検討するに値するかと思います。

去勢したオス猫は平均62%、避妊したメス猫は平均39%、避妊去勢をしていなかった猫よりも長生きしたという統計データが出ているそうです。

避妊や去勢を行なえば、乳癌、子宮蓄膿症、生殖器関係の病気などの予防にもなります。

また、室内飼いの猫であれば、発情期に生殖本能が抑制されてしまうというストレスからも解放されますし、異性を求めての脱走リスクも軽減されます。

いずれも猫の長生きに繋がるはずです。

【猫の避妊・去勢】適切な時期や費用、手術後の注意点や性格変化は?
猫に避妊・去勢するのかしないのか問題、その必要性からメリットとデメリット、失敗もある?不妊手術を行う適切な時期、かかる費用や助成金、手術の流れ、術後や避妊・去勢した猫の注意点、避妊や去勢すると猫の性格は変化するのかどうか等々を書いています。

ちょっと猫の長生きという意味では話が逸れてしまいますが、避妊・去勢をすることで、90%の確率で猫の性的スプレーが減少しますので、猫のスプレーに悩まされているのであれば、避妊去勢手術は受けさせた方が良いでしょう。

【猫の粗相】トイレのしつけ、治らない布団などでの粗相の原因や対策
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猫に長生きしてもらうコツ⑧ワクチンと定期検診

まず第一に信頼出来る動物病院を見つけ出しましょう。

地域の口コミや近所の噂などに耳を傾けることで、病院の評判を知ることも出来ますので。

 
ワクチンに関しては、例え完全室内飼いをしている猫であっても、3種混合ワクチン(猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症)は接種した方が良いというのが大方の見方。

猫が家の外に出なくても、空気・飛沫感染するようなウイルス性の猫風邪に有効となります。

ただ・・・ワクチン接種には副作用などもありますし、最近では腎不全との関連も囁かれていますので、信頼出来る獣医さんに副作用や腎臓病との関連性について相談してみると良いかも知れません。

 
定期検診については、病気の早期発見、早期治療の為にも行なった方が良いです。

猫はもし病気にかかって、実は苦しんでいたとしても我慢して隠す、弱みをすぐには見せない動物ですので、様子がおかしいと感じた時にはすでに病気がかなり進行した状態であることもあります。

特に猫が高齢期に入る8歳以上は、免疫力も低下していきますし病気にもかかりやすくなっていきますので、定期検診をしてもらうようにした方が良いですね。

病気の先回りをすることで猫の長生きへと繋がります。

猫を長生きさせる4つの秘訣

ここからは、管理人が当ブログの記事を書いていて得た知識(学び)から、猫に長生きしてもらう為の秘訣を書いていきます。

これらは、なかなか目が向けられていない部分かもなのですが、いずれもとても重要なことですし、知っておくだけでも損はないかと思います。

  1. 腸内環境を整える
  2. 細胞の酸化(=老化)対策
  3. 誤飲・誤食対策
  4. 睡眠時間の確保

上記した“猫に長生きしてもらうコツ”と共に、これら“猫を長生きさせる秘訣”に留意することで、より猫の長生きをサポートしてあげることが出来るのではないかと考えています。

猫を長生きさせる秘訣①腸内環境を整える

腸内環境を整えるって聞くと、お腹の調子を整える、便秘や下痢の改善を思い浮かべるかと思います。

ですが、それだけではありません。

腸内環境を整えることが、実は猫を長生きさせる秘訣となるのです。

腸内環境が悪化してしまうと、消化吸収能力が低下し消化不良を起す。

そうなると便秘や下痢はもちろん嘔吐や食物アレルギーなどが起こりやすくなってしまい、良質なキャットフードを与えていてもその栄養が十分に吸収出来ない。

さらには免疫力まで低下してしまう

免疫力が低下してしまえば、ウイルス感染症、腎臓病、糖尿病や皮膚疾患などなど様々な病気にかかりやすくなり、そして免疫細胞が押さえつけていた日々増加し続ける癌細胞を野放しにしてしまうことに。

「腸は最大の免疫臓器」とも呼ばれていて、免疫力にも深く関わっています。

なので、猫の免疫力を考えるのであれば、まずは腸内環境を整えることが最優先と言っても良いのです。

消化吸収能力と共に免疫力も猫が年を重ねれば低下していき、それが原因で高齢猫は病気にかかりやすくなってしまう。

つまり、腸内環境を整えて、消化吸収能力や免疫力を高めることが、長生きへの秘訣になるのです。

【猫の腸内環境】改善する方法とは?整えて消化吸収と免疫力向上へ!
猫の「腸」に存在する腸内細菌の勢力図を悪玉菌から善玉菌に傾けて腸内環境を整えれば、便秘や下痢などお腹の調子を善くするだけでなく、キャットフードをしっかりと消化し栄養素を十分に吸収、さらに猫を長生きさせる為に必須の免疫力アップにも繋がります。

猫を長生きさせる秘訣②細胞の酸化(=老化)対策

生き物は日々呼吸し酸素を体内に取り込んでエネルギーへと変換することで生きています。

しかし、その取り込んだ酸素が一部酸化し、その約2%が強い酸化性を持つ毒性の強い酸素「活性酸素」となります。

その「活性酸素」は、適当な量であれば必要な存在。

ですが増え過ぎてしまうと、細胞を酸化させ老化スピードを速めてしまい、これまた癌、腎臓病、心臓病、糖尿病、白内障、認知症などなど、老化に伴う様々な病気の原因となってしまう。

そして、大気汚染、食品添加物、ストレス、過剰な運動、水道水の塩素、はたまた混合ワクチン等々様々な原因によって、猫はこの「活性酸素」を過剰に増やしてしまう傾向にあるんです。

また、当然のことながら、細胞の酸化(=老化)が進めば、腸内環境の悪化と同様に消化吸収能力や免疫力も低下してしまいます

猫を長生きさせたいのであれば、老化スピードを抑える対策、つまりどうしても増え過ぎてしまう「活性酸素」への対策も、出来る限りの範囲内で考えてあげた方が良いのです。

【猫と活性酸素】過剰な増加は猫の老化を速めたり認知症の原因にも?
猫と活性酸素、あまりピンと来ない方も多いかもしれませんが、実は呼吸するだけで増えてしまい、活性酸素が過剰に増えてしまうと老化や認知症、老化に伴う様々な病気の原因となってしまう非常に厄介な存在。増加を防ぐ対策や除去する方法などを書いてみます。

猫を長生きさせる秘訣③誤飲・誤食対策

猫が食べてはいけない物を食べて、大慌てした方も多いのではないでしょうか?

病気などではなく最も身近で起こり、最悪の場合は死に至る危険な事故、誤飲・誤食です。

猫は床に落ちている口に入る小さな物、猫のおもちゃ、何かの破片、紐状の物などを口の中に入れてしまうことが多い。

呑み込んだ物を吐き出してくれたり、どこかで詰まることなくうんちと一緒に出て来てくれれば良いのですが・・・。

鋭利な物を呑み込んで体内に刺さってしまったり、喉に異物が詰まって呼吸困難を起こしたり、腸にまで到達し詰まって腸閉塞となってしまうと命の危険に晒されてしまいます。

また、猫が食べてはいけない食品や植物などを食べてしまえば、中毒症状を起こし、これもまた場合によっては死に至ります

そうなってしまわないように、普段から猫が口にしそうな物は手の届かないところに片付けたり、おもちゃで遊んでいる時はその様子を見ていてあげる、食材や食べカスをそのままにしない等々習慣付けるようにしましょう。

もし猫が誤飲・誤食してしまったことを確信したのであれば、しばらく様子を見たり、ご自身の判断で応急処置をするのは危険なので、早急に病院へ連れて行くか、獣医さんに電話をして、どうすれば良いのか判断を仰ぐようにしてくださいね。

【猫の誤飲・誤食】元気でも危険!症状や応急処置でしてはいけない事
猫が紐やビニール、おもちゃなど食べてはいけない物を呑み込んでしまう最も身近で起こり危険度の高い事故、猫の誤飲と誤食。もしも誤飲した猫が何事もなく元気だとしてしも注意が必要。そんな猫の誤飲・誤食の症状、応急処置とタブー、治療や予防方法です。

猫を長生きさせる秘訣④睡眠時間の確保

猫は睡眠の質がよければ長生きする!

ん?うちの猫はよく寝ているよ?って思うかも知れませんね。

猫は1日の約3分の2近く寝ていて、12~16時間(成猫の平均睡眠時間は14時間)、子猫だと20時間(子猫の平均睡眠時間は19時間)も寝ているのです。

でも実は、猫は見た目ほどしっかりと眠っていない!

寝ている猫に近づこうとしたら、気付かれてフッと目を開けることも多いかと思います。

猫も人間と同じく、眠りの浅いレム睡眠と、眠りの深いノンレム睡眠を繰り返しているのですが、その割合が極端で、レム睡眠が80%、ノンレム睡眠はたったの20%しかないのです。

成猫が平均14時間の寝ていたとしても、ぐっすり寝ているのはたったの3時間ぐらい。

その熟睡している3時間がとても重要なんです。

レム睡眠は身体を休め、ノンレム睡眠は身体と脳を休める。

野良猫なんかは安全が確保されてないので、必要なノンレム睡眠時間を確保出来ない為に、寿命が短くなる傾向にあると言われています。

つまり、猫が熟睡出来る時間、ノンレム睡眠で身体と脳を休ませる時間をしっかりと確保してあげることが、猫を長生きさせる秘訣でもあるんです。

なので、猫が横になって寝ている時は、できる限り静かにしてあげて、ぐっすり眠らせてあげるようにしましょう。

【猫の睡眠】睡眠時間は長いが熟睡してない?良質な眠りは長生きの秘訣
猫は長い時間を睡眠に費やします。猫の睡眠時間が長いのには意味があり、中でも質の良い睡眠(熟睡)は長生きの秘訣にも。猫の睡眠時間から、浅い眠りと深い眠り、注意すべきいびき、浅い眠りで起こる寝言や痙攣、猫が熟睡している時の見分け方についてです。

猫に長生きしてもらう方法(コツと秘訣)について、考察とまとめ

リンク多めのちょっとまとめ記事みたいになってしまいましたが、以上が猫に長生きしてもらう為の方法(コツと秘訣)になります。

冒頭にも書きましたように、これらを実践したり注意しながら生活したからと言って、必ずしも猫が長生きしてくれるとは限りません

ですが、愛猫に長生きしてほしいと願うのであれば、何かしてあげられることがあるのであれば、その可能性には掛けてみたいとも思いますよね。

ただ、これら全てを実践したり、注意しながら生活するのはなかなか大変かもしれませんし、無理に行なう必要はありません。

生活スタイルや環境によっては完全室飼いが出来ない方もいるでしょうし、近くに動物病院が無くてワクチン接種や定期検診に連れて行ってあげられない方、経済的な理由で良いキャットフードに変えてあげられない方だっているかと思います。

そもそも、上記したような猫に長生きしてもらう方法(コツと秘訣)を何一つ実践していなくても、長生きしてくれる猫だっているでしょう。

愛猫の為に出来ること、気付いたことから、一つずつ一つずつやってあげれば良いと思います。

何よりも大事なことは、飼い主さんの愛猫に対する深い愛情だと思います。

たとえ運命に逆らえず短い命だったとしても、愛情を注いでくる飼い主さんと巡り会い一緒に過ごした日々は、その猫さんにとってこの上ない幸せだろうから・・・。

うちの愛猫モコミミも含めて、皆さんと愛猫さんたちがいつまでも一緒に居られるように、一日でも長く愛猫さんたちが生きくれるようにと強く願っています

もしもこの記事によって、そのお手伝いが少しでも出来たのであれば、何よりも嬉しいですし幸せです。

また、学びによる猫の長生きへの秘訣に関しては、今後も精進してアップデートしていければと思っています。

猫雑学
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この記事を書いた人

35年間猫と暮らし、今現在2匹の猫と暮らす猫バカ。地図会社、印刷会社、システム会社を経て、物作りの楽しさを知りブログを書き始める。猫を長生きさせることを目標とし猫ブログを立ち上げ、愛猫たちの出来事、猫に関する役立つ情報など、経験した事も交えながら、飼い主目線で記事を書いてます。猫以外では映画やゲームが好きなインドア派。

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